メタセコイア
学名:Metasequoia glyptostroboides
科名/属名:ヒノキ科 メタセコイア属
和名:アケボノスギ イチイヒノキ 花期:2~3月
大昔に絶滅した化石植物と思われていたが1946年に中国奥地で発見され
「生きた化石」として有名になった。
中国では「水杉(すいさ)」と呼ばれ川辺や湿地に生えている
杉科の落葉針葉樹。
秋針葉樹では珍しく美しく紅葉し側枝ごと落葉する。
円錐形の整った樹形が美しい。公園樹や街路樹として植えられる。
名前の由来は1939年大阪市立大学教授の三木茂博士は
「セコイア」に似た植物化石を発見し「メタセコイア」
と命名して1941年に学会で発表した。
「メタ」とは「変化した・異なった・後の」と言う意味で
「メタセコイア」は「セコイア」とは似ているが違ったもの」
と言う意味で命名された。
和名は「アケボノスギ」と呼ばれる。
花期 2~3月原産地では高さ25㎝直径2.5mにもなる。
花 葉が芽吹く前に雄花は長枝の先から垂下る。
2022.3.1 鹿沼の川
雌花 緑色で長枝から伸びた短枝に一個ずつ対生する。
10月頃から雄花花序は伸び目立つようになる。
落葉期になると枝先から垂下がって目立つようになり
3月の終わり頃には落下する。
雌花は受精するとやがて球果を形成しその年の秋から
冬には開いて種子を散布する。
雄花の花穂(つぼみ)は長いもので20cm以上にもなる。
葉は線形で明るい緑色で質感は柔らかい。
葉は2枚ずつ対になって生える二列対生。
2021.12.2 鹿の川沼
紅葉
黄色やオレンジ、ピンク、紅色、褐色が混じり広葉樹では見られない色になる。
落葉小枝は秋に葉を葉を一緒に落葉する。樹皮赤褐色で縦に裂ける。
松ぼっくりは1年型で2個ずつぶら下がる。その年の10~11月には熟して果麟が割れる。
「生きた化石」だったとは 知りませんでした。
何という名前か判らずフォロワーさんに教えて頂きました。
それで調べて見て初めてメタセコイアが(生きた化石)と知りました。
皆さんに知らない木や花の名前を教えて頂けて感謝しています。