花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

遊歩道散歩  (マユミ(檀))

2024-11-15 14:45:21 | 花の名前
11月4日(月)散歩の花

マユミ(檀)
  ニシキギ科 ニシキギ属 
  北海道∼九州の丘陵から山地の林縁に生える落葉小高木
  身近な山里に生え若木の内から花や赤い実を沢山付ける
  ピンク色の実が割れると鳥が好む赤い種子が現れ葉も美しく紅葉する
  万葉集にはマユミを詠んだ歌が11首ありかなり身近な樹木であった
  これはマユミが弓の材料になる事と樹皮から和紙を作った事に
  よるものと言われている

名前の由来
  古くから弓の材料に使われた事による
  古代の弓は枝をそのまま使った丸木矢からとなった説など様々ある
  昔マユミの樹皮で和紙を加工したものを檀紙と呼んでいたことか 
  檀と書く事もまる


花期
  5~6月 高さ3~5m 大きいものは15mにもなる
  花は小さくて目立たない淡緑色の花をまばらに開く
  葉はやや細身の卵形で厚みがあり黄緑色の主脈が目立つ
  鋸歯は細かく不ぞろいのミシン目の様な細かいギザギザがある


実 
 10~12月 薄紅色の果実は四角に膨らみ皮が4つに割れて中から
      真っ赤な種子が顔を出す


生け花
  実が美しいので花材として人気がある
  江戸時代の1661年「替え花伝秘書」には
  8月15日に活ける心にマユミを使うと記されている

 
   下書き保存のままになっていましたが掲載する事にしました
                           2024.11.3  マユミ(檀)
コメント (2)
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