マジカ・ツアー終了後、バンドはさっそく次作への曲作りを始めるが、クレイグ・ゴールディがはやくも離脱。家庭の事情で脱退したクレイグの後任にダグ・アルドリッチが加入する。ダグは1989年のクレイグ脱退時にもオーディションを受けたことあって、少なからぬ縁があった。近年のダグは初期ホワイトスネイクのようなブルージーなHRに傾倒していて、ディオへの相性が気になるところだったが、2002年にリリースされた9th『Killing The Dragon』は、結果論だがダグに替わって大正解の佳作だ。ファストの『Holy Diver』に近い、シンプルでストレートなHR/HMに仕上がっている。クレジットをみるとクレイグ在籍時の曲も使われているのがわかる。
●Killing The Dragon/DIO (2002)
1.Killing The Dragon
2.Along Comes A Spider
3.Scream
4.Better In The Dark
5.Rock & Roll
6.Push
7.Guilty
8.Throw Away Children
9.Before The Fall
10.Cold Feet
●Killing The Dragon/DIO (2002)
1.Killing The Dragon
2.Along Comes A Spider
3.Scream
4.Better In The Dark
5.Rock & Roll
6.Push
7.Guilty
8.Throw Away Children
9.Before The Fall
10.Cold Feet