庭で洗濯物を干し終え、家の中に入ろうとすると、目の前にツマグロヒョウモンが飛んできました。
ツマグロヒョウモンを見るのは珍しく無いので、この頃は写真を撮ることが無くなりました。
そんな私に、「珍しくないからと言って、軽視しないで!」と、まるで訴えているかのように私の目の前をヒラヒラ飛び回ります。
写真を撮って欲しいというツマグロヒョウモンの願いに応え、カメラのレンズを向けると、「このポーズは、いかがですか?次は、このポーズは?」といろんなポーズを取り始めました。
「最初はテーブルの上です。いかがですか?」
「次は、椅子の上に乗ってみました」
「その次はクラブアップルの葉の上です」
「今度は、ツルニチニチソウの上に乗りますよ」
「そして最後は、アベリアの花の上です」
「さあ、どの私が一番美しいですか?あなたの審美眼を試してあげましょう」
と、自信満々のツマグロヒョウモンです。