ここ木曽川にコハクチョウを初めて見に行ったのが先週金曜日。
その日はどういうわけか飛来すること無く、楽しみにしていたコハクチョウの姿を見ることは出来ませんでした。
そして翌々日、会えるかどうかわからないまま、賭けの心境で、再び行って見ると・・・。
来た甲斐があった、というのはこういうことでしょうか。
全部で32羽、といつも来ている方から聞きました。
餌がまかれるのが3時とのこと。私が到着したのが3時15分頃。餌を蒔かれた直後で、皆食事中の様子です。もう少し早ければ飛来してくる姿が見られる、とのことでした。
食事が終わってやっと数羽が湖面を泳ぎ始めました。
西に伊吹山が見えます。一旦被っていた雪が溶けてしまったとのこと。
伊吹山の右手のなだらかな山は・・・?池田山でしょうか。
飛来する姿を待ちますが、一向に飛ぶ気配がありません。
日がだんだん西に傾いて行きます。
カメラマンもじっと待っている様子です。
夕日を背景に、コハクチョウの飛翔した写真を撮るつもりでしょうか。
1度目は空振り、2度目にして、目的のコハクチョウを見ることは叶いましたが、出来ることなら、全員が大空を旋回する姿を見てみたい、という新たな好奇心が芽生えてきます。
もう少し待ってみようか、しかしどんどん日は沈んで行きます。
そう簡単には思い通りにならない。
何度も足を運んでやっと”満足”というご褒美をくれるのかもしれない、などと考えながら、川を後に、後ろ髪引かれながら現実に戻ってきました。