谷汲山華厳寺は子供の時から両親と一緒に度々訪れた懐かしい場所です。
当時はもっとひなびた雰囲気だったと思うのは、参道が端正に舗装されてしまったからでしょうか。以前はこのように舗装はされていなかったような・・・。
両側のモミジの根元も根元以外は、コンクリートで固められて、モミジにとっては迷惑では、などと思いながら参道を歩きます。
両側のお店の雰囲気、佇まいは左程変わっておらず、昔のままの素朴な雰囲気が残っています。
山門
階段の上に本堂が見えて来ました
所々色づいたモミジが見られました
本堂の上方奥に見えるのは奥の院
西国33か所観音巡礼地1番は那智山青岸渡寺、最後の33番がこの谷汲山華厳寺です。見覚えのある寺がいくつかあります。
駐車場近くから華厳寺まで3丁半とのこと。 1丁は約109mですから、381・5メートルになります。
数日前から預かっている、息子家族の犬も同伴しました。
古い寺に来て何を思ったでしょう。
紅葉のピークにはやや早すぎたようですが、この時期の山独特の凛とした冷気と、古い寺が醸し出す厳かな雰囲気の中に身を置き、非日常の時間を味わいました。