今年の夏は、経験したことのない程の暑い夏でした。
この夏ほどエアコンを使ったことも今までありません。
台風10号を境に気温は少し下がったようですが、蒸し暑さが増しています。
この暑さの中、庭の花は?と見渡すと・・・
ヤナギバルイラソウが今季初めて一輪咲きました。気温が少し下がったのをいち早く感じ取ったようです。
2,3日前、園芸店で、少しは秋を感じられるかとキバナコスモスを買ってきました。
こちらはシロ瓜の苗です。
昨年食べたシロウリの素朴な味わいが美味しかった、と息子が種を蒔いたそうです。
葉芽がでています。この場所は毎年ムスカリが芽を出す場所。
「えっ、もうムスカリが?」ムスカリは初冬に葉芽が出るのでは?
異常気象で植物も混乱してしまった?
この暑さで枯れてしまったものがいくつかあります。この甘茶もそうなるかと心配でしたが、ここにきて元気を取り戻したようです。
金柑は猛暑にも負けず元気です。
白い花をたくさん付け、良い香りを漂わせています。
アベリアも花の時期は終わりましたが、夏は越せるようです。
夏の間、暑さで萎れかかっていたヒマラヤユキノシタ。
こまめな水やりと半日陰に避難させたせいで、何とか元気を取り戻しました。
真ん中に見えるツワブキの花の蕾が枯れかかっています。
3週間ほど前の猛暑真っ盛りに蕾を見つけました。例年の花暦とおり蕾をつけたものの、この暑さは想定外だったでしょうか。
ヤブコウジが例年に無く勢いよく増えています。
例年、隣のツワブキに圧倒され、その下でささやかに生きていたはずですが、今年はツワブキの葉が殆ど枯れて無くなり、陣地を取り戻したようです。
今年の猛暑には、私も含め人間も疲弊しきりでしたが、植物も今までに経験のない気象の影響を受け、暑さに弱い植物は淘汰という試練を受ける年だったのかもしれません。