庭のあちこちにタカサゴユリが咲き始め、仄かな香りを漂わせています。
我が家で咲くようになってから、もう3、4年になるでしょうか。
もともとは、隣の空き地に咲いていたものですが、風で種が運ばれたものと思われます。
このタカサゴユリについては、エッセイ(”花のフォトエッセイ”)にも掲載しました。
このタカサゴユリを見ると、空き地になる前まで、そこに住んでおられた一人住まいだったお爺さんを思いだします。
毎朝、顔を合わせるたび挨拶を交わしていました。
亡くなられてから、もう何年になるでしょう。当時のお爺さんを思いだす因縁の花です。