友人の誘いで「アフタヌーンティ」をいただく機会がありました。
写真や映画などで見たことはありましたが、目の前でいただくのは初めてです。
2人分で、それぞれいろんな種類のお菓子が2個ずつ3段のトレイに乗せられて出てきました。
これと別にもう一品、台湾スフレカステラが加わり全部で11品。ウエルカムドリンクのあとのドリンク(ティ)は飲み放題でした。
久しぶりの友との再会ということで、最近茶道教室に度々着ていくこともあって、和服で出かけてみました。
友人へのサプライズになったようでした。
場所は広小路通り、旧名古屋銀行の築100年にもなるという古い建物の1階でした。
建物の外観はその儘ですが、内装はすべて当時と同じ設えで新しく作りなおされたとのこと。
金庫への入り口は今は洗面所になっています
昭和初期、金融街として栄えた広小路通りは数々の銀行や保険会社が立ち並んでいたようです。
昨日訪れた旧名古屋銀行本店は1926年富の象徴として贅をつくし建てられた稀少な銀行建築で、今は都市景観重要建造物に指定されています。
この界隈は昔から活気のある問屋街が多く商業の中心地でした。城下町の所以でしょうか。
長者町通り、呉服町通り、魚の棚通りなどという名前の問屋の通りがありますが最近では廃業している店を多く見かけます。
久しぶりの友人のお誘いで、自分では思い付かないアフタヌーンティを経験出来たこと、時代が変わったことによる町の変遷の歴史、などを気付かされた1日となりました。
近いうちに又、そんな歴史に思いを馳せながら、ゆっくり歩いてみたいと思いました。