車がないとアクセスが難しい〜とは言え1時間に1本バスがあるだけ僻地とは言えない。
いやいや、僻地ではなく、そこは聖地だから行きにくいのは当然、と思えば気持ちも良いです。
静岡駅から日本平ロープウェイまでバスで約40分、ロープウェイで久能山東照宮まで約5分。
この久能山、ロープウェイ🚡から見ていたらなかなかの断崖絶壁に目を見張りました。
長い侵蝕作用で硬い部分のみ残ったそう。
落ちたらひとたまりもなさそう…
よくまぁ、こんなところにロープウェイを通したなぁ。
ロープウェイが開業するまでは久能山東照宮へのアクセスは表参道だけで、石段1159段。。
今でも、宮司さんはじめお勤めの方は表参道から石段を登っているんだとか。
確実にみなさん、健脚!
東照宮は1年7ヶ月の短い期間に作られたそうです。
家康が亡くなっても、徳川の威光がバリバリの時代、威光・お金で時間を買える構造ですね。
日光東照宮よりこじんまりとしていますがあちこちキラキラ🤩
拝殿は国宝に指定。
他も重要文化財に指定。
彫刻も素晴らしい。
こちらは神廟=お墓、そしてその下の写真は家康38歳の時の手形。
手形から家康は155〜159センチほどだったと推定されてます。
私より少しちっこいか同じ身長😅
久能山東照宮博物館も見学。
ここは撮影禁止でした。
家康の日用品を中心に約2,000点ほど収蔵されているそうです。
また家康のみならず、徳川歴代将軍の具足も。
重要文化財のスペイン国王から贈られた洋時計も展示されてました。
この時計は有名🕰
ここまで完璧に部品も残っているものは希少だそう。
何故かというと、海外では時計は使われていたために使っていると故障、そうすると補修されて部品も新しくなっていくので原型から遠ざかっていくそうな…。
当時日本では時間の経過は太陽。
一日は陽が昇り、陽が沈む…という考えなので、いただいた洋時計は使われずにしまわれていたそうです。
なので壊れない…
使っていないからそのまんまの状態、壊れていても使っていないからわからない、ってことですね。
ちなみに駿河城にあった天守台調査の資料が展示されていたプレハブにこの洋時計のレプリカがありました。
博物館から出ると雨の粒も大きくて…
ロープウェイで日本平へ。
ホントなら日本平の観光だったけどまったく何にも見えない。。
1時間に1本のバスが5分後。
何も見えないから貴重なバスにそのまま乗って静岡駅に…
日本平を観光出来ず、交通費がもったいなかったけどいつか晴れた日に日本平に来れたらいいな🌟