学校給食調理室の冷房について
九州地方の 地方紙に「学校給食室」の冷房の普及を!と記事がありました。
学校給食は明治22年山形県で救済事業として始まり
昭和7年 国庫補助による貧困児童救済のため「学校給食臨時施設方法」
昭和21年12月 学校給食実施の普及奨励ついて により 戦後の給食開始
昭和29年6月 学校給食法制定
各学校により給食をつくる 単独校方式
給食センターによる 共同調理場方式
九州地方の 地方紙に「学校給食室」の冷房の普及を!と記事がありました。
学校給食は明治22年山形県で救済事業として始まり
昭和7年 国庫補助による貧困児童救済のため「学校給食臨時施設方法」
昭和21年12月 学校給食実施の普及奨励ついて により 戦後の給食開始
昭和29年6月 学校給食法制定
各学校により給食をつくる 単独校方式
給食センターによる 共同調理場方式
給食室に実は冷房が行える施設がない公立校は各県により差があるが少ない地域では30%程度という。これは給食室の冷房配置は普通の教室と異なり経費が多くかかること(規模によるが1,000万円以上とも言われる)。工事に3か月程度かかるために一番長い夏休み期間中にも工期が終わらないこと。校舎の老朽化で設備投資に二の足を踏む自治体もあるのでしょう。
公立学校施設の給食調理場の現状(空調)令和2年9月1日 文部科学省HPより冷房施設の状態を見てみると・・・
単独調理場では 鹿児島県でみると30%弱 休憩室で95.9%
宮崎県では82.1% 休憩室で91.0%
大分県では24% 休憩室で100%
熊本県では39% 休憩室で100%
長崎県では53% 休憩室で100%
佐賀県では84% 休憩室で100%
福岡県では71% 休憩室で99.7%
全国平均では63%程度のようです
公立学校施設の給食調理場の現状(空調)令和2年9月1日 文部科学省HPより冷房施設の状態を見てみると・・・
単独調理場では 鹿児島県でみると30%弱 休憩室で95.9%
宮崎県では82.1% 休憩室で91.0%
大分県では24% 休憩室で100%
熊本県では39% 休憩室で100%
長崎県では53% 休憩室で100%
佐賀県では84% 休憩室で100%
福岡県では71% 休憩室で99.7%
全国平均では63%程度のようです
小中学校の普通教室のうち冷房装置を備えているのは92.8%
外から砂などが入るから窓は開けられないことが多い。湿度も高い 長靴・白衣・手袋 帽子 マスクをつけての作業はキツイ。
給食調理場は火や熱を扱うことから冷房が効かない場合はそこで働くスタッフの人たちに厳しい労働条件を強いているのではないかと・・大分県の24%は全国の都道府県別で47位です。
長引く景気低迷・それにともなう税収減・長期化したコロナ禍・その中で財政調整基金は取り崩すしかない地方自治体
外から砂などが入るから窓は開けられないことが多い。湿度も高い 長靴・白衣・手袋 帽子 マスクをつけての作業はキツイ。
給食調理場は火や熱を扱うことから冷房が効かない場合はそこで働くスタッフの人たちに厳しい労働条件を強いているのではないかと・・大分県の24%は全国の都道府県別で47位です。
長引く景気低迷・それにともなう税収減・長期化したコロナ禍・その中で財政調整基金は取り崩すしかない地方自治体
・・それでも
ここ10年来の異常な暑さの中・・・給食室の冷房化に予算を充てても文句を言う人はいないと思うのです。
2023年9月6日追記
☆先日の新聞報道によると↓大分県下
校内にある調理場の老朽化も踏まえて各市町村教委が共同調理施設の導入を進める。今月から別府市が全面移行し、来年度には県内ほとんどの学校が共同調理の給食になる。校内で作る「自校式」を今後も継続するのは大分市のみで、児童の食育などに生かす考え
☆引用終わり
大分県の給食室の冷房化はすすんでいるようです。