Enjoy the life

生きるためには飯を食らふ

自給率40%の飽食の国

2009年09月10日 | 世相
今日、買い物に行ってレジの横にたくさんのエコバッグが売っていた。

実は、この記事を書こうと思ったんだが、
地元のフリーペーパーの投稿欄に、
呆れた記事が書かれてあったので、少し考えようと思う。

その記事には、「バカップル」とタイトルがつけられていて・・・

その方は、回転寿司が半額の日に行かれたらしく、
行列に並び、やっと店内に入ったところ、
酒を飲みながら、大きな声で笑っている中年のカップルに目が行ったそうだ。

そのカップルは、寿司ネタだけを食い、シャリをすべて残していたらしい。

恐る恐る ご飯は食べないんですか?と、たずねたところ、

 食事は済んでいるからご飯はいらん。

 どんな食い方をしてもお金を払うんやから別にええやろ・・・

と、のたまったらしい。(記事にそう書いてあったww)

50代の女性の投稿であったが、
読んでいて、あきれ果ててしまった。

酒の肴には、お刺身って言う物があるだろ。

食えないものを頼んで、残すなんて・・・

半額だから、安いから寿司食ってるのか?


中年という年齢が、一体何歳なのかはよくわからないが、

いい年をした人には、違いない。

経済力で、世界中から食料を集め、
食えもしないほど料理を作り、
消費期限が来れば、破棄してしまう・・・

この国の食料事情を、真剣に考えたことがあるのだろうか?


ほんの少しの間だが、
料理のお勉強にと、中華料理店と喫茶店に、
週末の数時間だけ、アルバイトに行っていた。
(本業が忙しくなって、勉強どころではなくなったので、
やめさせていただいたが・・・)

注文をとるとき、ねぎの嫌いな方が、
チャーハンやラーメンのねぎ抜きを注文されていた。

食えないものは、最初から頼まなければいいことで、
無駄に作って捨てることもなくなる。

たまに多くを注文して、
半分以上、料理を残されて帰るお客もいた。

中には、持って帰りたいので入れ物をいただけませんか?

と、言われるお客もいた。

持って帰って、ほかの家族やペットにあげればいい事で、
店に残しても、当然のごとく破棄してしまう。


上の娘が、まだ幼稚園の頃、
スカイラークで食事をしたとき、

いつものように、子どものランチを注文して、
から揚げを一つ食い終わったら、もういらないと言い始め・・・

どうせ、家に着いたら、おなかすいたと言うに決まっているので、

店員さんに、持ち帰りたいというと、
入れ物を快く持ってきてくれたことを思い出した。


世界の国々から、お金を払ってるとはいえ、
この国の人のために食料を輸入させていただいているんだから、

もっと考えて行くことが大事なのではないだろうか。


学生時代、農家の友人から言われた言葉は忘れもしない。

茶碗に米粒を残して食事を終えたとき、
冗談っぽくではあったが、彼が言った言葉は、

 百姓をなめとんか・・・

 米粒は一粒たりとも残すなぁ~

 どれ程米を作ることが大変か、お前にはわからんだろうが・・・

親も言っていたことではあったが、友人から言われた時は、はっとしてしまった。


冷蔵庫でしおれて捨てている野菜も・・・

大事な食材であることを、改めて考えさせられた記事であった。
コメント (16)
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