身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

緑とお花とはちがいます

2018年04月24日 16時03分09秒 | 6-2.思ったこと・考えたこと
緑化は緑のないところ、緑の必要なところに緑すなわち植物を定着させるために行なわれます。
植え替えは定着させることができなかった場合に補償として行なわれます。
植物を定着させられない緑化は適切な緑化(良い緑化)とは言えず、緑化の失敗を意味します。

これに対し、花壇づくりは植え替えを前提として行なわれます。
なぜならある花というのは基本的に種類によって季節限定のもの。そして多くが一年草だからです。
そのため、苗は使い捨て。根があるために切り花よりは長く生育してはいますが、緑化の緑と比べたら、その命の短さは切り花のようなものです。
苗や球根の費用はバカにならず、毎年また年中植え替えを行なっていたら、多額の経費がかかるはずです。

緑とお花、緑化と花壇づくりとはちがいます。混同ぜずに明確に分けて考えないといけないと思います。
緑を定着させようというのではなく、使い捨ての花を広い面積に大量に植えること。・・・入場料等を徴収する民間企業のアミューズメントパークなどなら理解はできるのですが、市として多くの税金を投入して行なうことには、疑問を感じずにはいられません。
決して使い捨てでではない緑化を中心に行い、花壇づくりはそれに花を添える程度の必要最小限に抑えてほしいと個人的には考えます。
コメント
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