身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

生物多様性

2006年04月09日 21時17分10秒 | 3.野草の保護
 昨日コケリンドウを見て、フデリンドウというリンドウのことを思い出し、今日見に行きました。
 数年前に港北区近郊のある場所で生育を確認した、やはりこの時期に咲くリンドウです。

 リンドウというと秋に花を咲かせる植物で、季節になるとお花屋さんで外国産のものが出回ることが多くの人々に知られていると思います。

 ですが、秋咲きのリンドウは日本にも生育していますし、これ以外にもコケリンドウやフデリンドウのように春咲きのものもあるのです。
 このように同じ仲間の植物でも、色々な種類があるということなどを生物多様性といいますが、現在社会ではどうも綺麗で目立つもの一つに価値観が偏り過ぎている様に思われます。

 お花屋さんで植物。それはそれで良いのですが、一方で身の回りの可憐な野草が忘れ去られ、粗末にされているのが残念です。
 こうした植物がちょっとやそっとでなくなってしまわないくらいに増やし、昔あったような生育地が復元できないものかと、昨日に引き続き思いました。
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