版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

版画家のお友達 歯科医師編(93) Special Column(93)

2013-11-06 12:21:40 | その他 Other



気がつくと このブログ 11月1日で8年目に入ったんですね。
たわいない事を 飽きもせず書き綴って丸7年 我ながら良く続いたものと思います。
節目の度に何か新しい企画を とは考えるのですが..... いつも尻切れトンボで....
まっこれからも同じ様に ゆるり ゆるりと 書いてゆくつもりです。
皆様にもどうぞのんびりとお付き合いしていただければと思います。


さて
今回は自作品紹介とお知らせしましたが
NORIKO先生から素晴らしい札幌の紅葉の写真を送っていただいたので
急遽掲載する事にいたしました。
歯科医師としての先生からのアドバイスと共にお送りします。

では どぞ



札幌 中島公園      photo by NORIKO


近年、「除菌」「抗菌」がTVのコマーシャル等で盛んに言われますが、
普段使っている歯ブラシは どれくらいきれいか考えた事はありますか?
毎日使用している歯ブラシには、驚く事に1億個以上もの細菌が付着しているそうです。
ただ人間の口の中には、それ以上の雑菌があり、身体はその雑菌に抵抗する免疫力を持っていますので、
歯ブラシに細菌がいるからといって、神経質になりすぎる必要はありません。



同じく中島公園


でも、手術をしたり、体力が落ちているような時は口の中の細菌が作用することがあるので、
新しい歯ブラシを使った方が良いでしょう。

神経質になり過ぎる必要がないとは言っても、歯ブラシは清潔にしておいた方が良いですので、
日頃から不潔にしない習慣をつけておいて頂きたいものです。



中島公園


歯ブラシを不潔にしないために

*歯ブラシを自分以外の人と共有しない。
(たまに相方のブラシを使ってみることがあります kei )

*複数の歯ブラシを1つのスタンドやホルダーで保管しない。
(してる..... )

*歯ブラシスタンドやホルダーの手入れをする。
(相方がしてるんじゃないかな 多分..... )

*歯ブラシを使用後流水でよく洗い、水を切って乾かす。
(おざなり..... )

簡単な事ですので、是非実行してみて下さい。
(すいません..... )




札幌平岡園芸センター



(小児歯科医師としての先生のお話を読んでいると
何だか小学校の生徒の頃に戻ってしまって 意見されている様な錯覚に陥ってしまいます。
やはり 歯磨きどころか 歯ブラシも あまり気にもかけた事が無いからでしょうね..... kei )



藻岩山

(今住んでいる埼玉からは 富士山や秩父連峰の山々を遠望することは出来ますが
札幌市民が藻岩山に対して思う「わが町の山」と言うのではないので ちょっと寂しい感はありますね kei )



最後に これまた目にも鮮やかな北大の構内です。




今年は夏暑く 寒さが急に来たので 鮮やかな紅葉に恵まれたのでしょうか。
いやぁ 見事な秋模様でした!
先生 ありがとうございました。



 


じじ話

2013-10-28 06:02:31 | その他 Other




ついつい 篠笛の絵付け作業に追われて 更新が滞ってしまいました。


気がつくと世の中 秘密保護法とか 集団自衛権確立とか 容認とか
何だか きな臭いニュースが流れていますな.....
その内 少子化・人口減で 孫世代には徴兵制なぞもひかれたりして.....
爺ぃの杞憂か.....


今様のある若者の会話にすると こうでしょうか。

「なんかさぁ やばくねぇ~」
「何が.... 」
「ニポンってさぁ アメ公のダチじゃなくて なんかパシリみたいだよね....」
「おめぇみたいなヤンキーが 云う事じゃねぇよ」
「でもさ 俺 まじ思うんだ.... そのパシリがさぁ ヤスクニに行くって おかしくね?」
「じぇ じぇ! いうじゃねぇか!」
「だろっ ニポンが負けたアメ公のパシリやってて ヤスクニに 何しに行くんだ?」
「みんな ごめんっ てか..... 」
「言われた方は 辛いぜ きっと..... 」

「だからさぁ 憲法変えるって 騒いでるんだべ」
「でもさぁ 所詮 パシリが変えても ピシリとしないべ..... なぁ~んちゃって」
「バァカ さむいギャグ 飛ばすんじゃねぇよ!」 
「あぁーー 寒いのはギャグだけじゃねぇよな.... ニポンは..... 」
「これって やっぱ まじやばいかも.... 」


(一部 不適切かもしれない表現がありますが 何となく 修正しませんでした)




今回は画像も無く 短い ただの「じじ話」になってしまいました。
最後に言うのは変ですが 読み飛ばして下さい。

次回は自作品を紹介します。




<業務連絡>
先生 なんか写真ありません?



今年の闖入者

2013-09-29 17:43:14 | その他 Other


まず先に お知らせ



今年の日本版画協会展が上野都立美術館で10月5日(土)より始まります。 
気候も良くなってきましたので 上野散策を兼ねてご覧いただければと思います。

ちなみに案内状の版画は 会員園山晴己氏のリトグラフの作品です。
絹のような布の質感が実に精密に表現されています。
(写真ではなく手書きによる描写です)
実際に会場で作品を観た方が よりその素晴らしさを感じていただけると思います。

私の出品作は「花咲か爺と木伐り爺」 「羽衣伝説 天女2013」の2点です。
思わずニヤリと笑ってしまうような カラフルでユーモラスな楽しい作品になりました。

是非お出かけ下さい。



で 今回のお話

我が家はかなり古いのであちこちに隙間があるようで いろいろな虫が入り込んできます。
怖いところでは武田信玄の旗印にもなっている 巨大なムカデがたまにうごめいています。
これにはさすがの私も震えながら殺虫剤をかけまくります。

だいぶ前ですが このブログにも書きました「瑠璃色かみきり」なんかは
最初はドキッとしますが 色が綺麗なので許せる方です。

今回はその許せる方の虫君です。

こちら



パソコンで私のブログをチェックしていると ビューンという羽音とともに飛んできたのは
体長5~6cmの「カマキリ」でした。


三角の顔を盛んに傾けながら
画面を覗き込む様子がかわいいので暫く眺めていました。



逃げる様子も無く なおも画面を眺めているので
何に反応するのか 試してみました。
まず iTunesを起動して 音に反応するか見てみました。



特に音には関心はないようです。
そもそもカマキリは音が聞こえるのかどうかも判りませんが。

そうこうしている内 
どうやら選曲している矢印の「カーソル」に反応しているらしいのが判りました。
あちこちにカーソルを動かすと 確実に付いてきます。



カーソルが丁度カマキリの好きな虫の大きさなのでしょう。
矢印に向かって鎌をしきりに打ち出してきます。




ここでまったく残念だったのは 私は動画を撮る習慣が無かったことです。
後で気づいたのですが 携帯でもデジカメでも 数十秒くらいは撮れたんですが....
この時は迂闊にも 思いつかなかったんですね。

動画を撮ってYouTubeに投稿すれば 彼は一躍人気者になったのでは と思います。
それくらい 愛嬌のあるカマキリ君でした。

私の遊び相手になって 夢中でカーソルに付いてくる彼は
余程お腹が空いていたのかもしれません。

散々カーソルで遊んだ後 本当の餌が沢山いる裏庭に離してあげたのは言うまでもありません。






版画家のお友達 歯科医師編(92-2) Special Column(92-2)

2013-09-15 10:53:30 | その他 Other


また更新 すっかり遅くなりました。

版画協会展用の制作に追われてしまって.... と言い訳しつつ
早速「気になる部位」のお話のつづき







■ 口臭の原因の代表格“プラーク”に対するケア「歯間掃除」などはほとんどの人が行っていない
多くの人が気にしているお口のニオイ。
口臭の原因としてはプラークが挙げられるが、
実は歯と歯の間のプラークは歯ブラシによる歯磨きでは取り残しが出ることが多く
しっかり除去するためにはプラス αのケアが必要。
しかし、「歯ブラシによる歯磨き」は 96.2%(962 人)が毎日行うものの、
その他のオーラルケアについては行っていない人が多く
「デンタルフロスや糸ようじによる歯間掃除」は 55.0% (550 人/「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)、
「歯間ブラシによる汚れ除去」は 62.0%(620 人 /「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)の人が、
口臭を気にしているにも関わらず、毎日のプラークケアを行っていない現状が浮き彫りになった。







■「歯の黄ばみ・着色汚れ(ステイン)」に対するケア
「口臭」の次に気になる人が多かった「歯の黄ばみ・着色汚れ(ステイン)」。
これらは、食べ物などの色素が表面に付着してできるもので、原因色素は多くの日常的食べ 物・飲み物に含まれている。
歯の表面に対するケアも 「歯面のクリーニング」79.1%
(791 人/「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)の人が行っていない現状が浮き彫りとなった。






口元が気になる人が多いのに、それに対しての手入れをしないのは何故なのでしょうか?
口臭が気になるならば、毎日のお手入れをして欲しいと思うし、
歯の汚れが気になるならば、定期的に歯科医院でクリーニングをしてもらえば良いのでは・・と
思うのは、医療側だけの思いでしょうか?







NORIKO先生のお話 要するに 
もっと歯医者に通って 歯と口の管理をしっかりしなさい! と云う事ですね。

私も煙草を愛好し 加齢などもあるので 気にはなるのですが なかなか歯科には行かないですな....
でも 三度の食事の後は必ず歯は洗っておりますよ!


で.... この「口元」のお話に関連して 以前からちょっと気になる事があります。
それは電車の中や 歩いている若者達を見て気づいたのですが
彼らのほとんどが「口を半開き」にしているんですね。
携帯を見ている時も 本を読んでいる時も 間違いなく「半開き」状態です。

見た目 非常にアホっぽいです。

口を開けたままということは 鼻呼吸していないんですね。

何たら云う耳鼻科の先生が言っていましたが
鼻の中の鼻毛は ゴミ・ホコリ・雑菌等を取り除いてくれるので 
鼻呼吸をしていると風邪にかかりにくく のどや呼吸器官の病気になり難い との事

(だから 鼻毛を鼻奥まで綺麗さっぱり切る なんてとんでもない事のようです)

口臭なんかも もしかすると この口呼吸が原因で 雑菌の侵入を許しているから とも思えます。 

いずれにせよ 「口元」を気にするなら しっかり口を閉じて
見た目だけでも 凛々しく(りりしく)ありたいものですな。      kei


NORIKO先生ありがとうございました!
また気が向きましたら 是非お便りお寄せ下さい。



次回は久し振りに 新作の「酒のおつまみ」です。









版画家のお友達 歯科医師編(92-1) Special Column(92-1)

2013-09-05 14:20:01 | その他 Other


今回は久し振りにNORIKO先生から お便りと画像を送っていただきました。
厳しい残暑を一瞬忘れるような素敵な写真とともに
ほぅーと思える刺激的なタイトルのお話です。


題して「異性の第一印象でがっかりする部位」について。


画像は 札幌モエレ沼公園ノグチ・イサム設計の「海の噴水」夏季のみのライトアップシーンで
「生命の誕生、宇宙」を表現し、音楽も一切なく、40分間、水の音のみの演出だそうです。

では どぞ




photo by NORIKO


「異性の第一印象でがっかりする部位」について。
ちょっと気になる統計です。

シネックスインフォテック株式会社は、全国の 20 代~60 代の男女 1,000 名を対象に2013 年 8 月、「異性の印象と歯に関する意識 調査」を実施したと発表した。
アンケート調査から、異性の第一印象において、きれいでないとがっかりする部位第一位は
「口元(歯を含む)(43.4%)であることがわかった。





また、配偶者・恋人の身だしなみについても、きれいで ないとがっかりする部位をたずねたところ、
一位が「髪」(47.4%)、次いで僅差で「口元(歯を含む)」 (43.0%)という結果となり、
第一印象だけでなく、親しい間柄においても、口元の印象が重要であることがわかった。





■ 口元で気になるのは、「口臭」「歯の黄ばみ・着色汚れ」が2トップ!
具体的に異性の口元で気になるのはどのような点なのかたずねたところ、
1 位が「口臭」で 67.0%(670 人)、2 位が「歯の黄ばみ・着色汚れ」で 51.2%(512 人)となった。
また、自分の口元について気になる点をたずねたところ、男女共に「口臭」がトップで(男性 56.8%、 女性 55.4%)、
次いで「歯の黄ばみ・着色汚れ」(男性 44.8%、女性 54.4%)となっており、
自身で気になる点が異性にも気になるポイントであることが分かっている。






(部位って...... ちょっと違いましたね kei)


次回へ続きます。






2013 孫夏

2013-08-25 10:57:58 | その他 Other


いやいや 暑いですな....
皆様はどんな夏休みを過ごされたでしょうか。

今年の我が家は 実は大変な夏休みでした。
娘夫婦の二人の孫姉妹(4歳と2歳)を一週間預かることになったのです!
応援に息子夫婦と孫兄弟(3歳と1歳)も2泊3日で駆けつけてくれて
それはもう 暑い熱い濃い 日々を送りました。

孫たちの熱気を少しでも拡散させるため とりあえず 近場の川遊びへと連れてゆきました。



我が家から車で30分程の嵐山町の都幾川です。
小さな子供でも遊べる渓流で 37℃の酷暑をものともせず 
孫連中は元気に 泣き叫んだり 笑ったり 目一杯 遊びまくりました。

(実はここは20数年前 小学生だった子供達と何度かキャンプをしに来たところなんです。
 久し振りに来た今回は なんと孫4人を連れてきたのです.....
 その「時の流れ」の移り変わりに 思わず感慨に耽ってしまいましたね....)


お昼ご飯はバーベキュー

彼奴ら(きゃつら) まぁ 元気 元気
夢中で遊んで 喧嘩して しっかり食べて そして お昼寝





そんな訳で 一週間 熱も出さず 病気もせずに 
孫姉妹を何とか無事に娘夫婦に渡した後は
我々爺・婆は 暑気あたりというか 孫気あたりというか 暫くは 気の抜けた状態でした。


何事も無ければ多分 22世紀まで生きるだろう彼らは
このあと一体 どんな人生が待ち受けているのか.....

頑張れよ!!!



サルスベリ

2013の夏も もうじき 終わりです。




 

青春.....

2013-08-04 18:11:33 | その他 Other


それにしても随分 間が空いてしまいました。
今日になってようやく落ち着いた時間を持てる様になりました。
新作版画と笛の絵付け制作に追われた一ヶ月でした。

新作は秋の版画協会展用で 「花咲か爺と木伐り爺」というタイトルです。
寓話的でユーモラスな雰囲気の作品になりました。 
間に合えばもう一点 今月中に 「羽衣伝説 2013」の制作も予定しています。
ブログでの公開は やはり秋以降になるかと思います。



2013 城山公園にて サルビア


ナンヤカンヤと仕事場に閉じこもりっぱなしの毎日ですので仕事中には音楽が欠かせません。
ClassicからJazz Fork 演歌 もう節操なく かけまくります。 
先日 CDの中から久し振りに 本当に久し振りに「Ventures」をかけたのですが
思わず手を止めて聞き入ってしまいました。
懐かしくて 懐かしくて 目が潤む程....
最初に聞いたのは 青春の始まったばかりの中学の頃。
もらったギターで(もちろんエレキではなく)友人と「パイプライン」なんかを引いて遊んで....

好きなだけではなく 胸がキュンっとなる辛さみたいな感覚を伴う音楽 皆さんもきっと夫々あると想いますが
私の場合は Beatles でも Elvis Plesley でもなく「ベンチャーズ」だったようです。




同上 花名は不明


青春という時期は多分14・5歳から始まって10年は無いでしょうね 5~6年か?.....
永い人生の中での あまりにも短いこの期間が 
善くも悪くも 一番輝いているというか 
いつまでも記憶されるというのは 思えば不思議な事です。

敗戦記念日が近いせいもあって ふっと感じるのは
この人生の重要な時期が本人のせいではなく 
たまたま「戦争」の時期に当たった人の想いは 如何許り(いかばかり)でしょうか。
戦後生まれの私はその時期にベンチャーズに夢中になれたのは 偶然の幸せなのかもしれません。

ここでまた思い出すのは作家 阿川弘之氏(阿川佐和子さんは長女)
戦記・戦争記録文学としての著書が多い阿川氏に ある若い文芸記者が
「阿川さんは戦記小説が多いですが 戦争を懐かしんでいるのですか」と聞いたところ
彼は「戦争ではなく青春が懐かしく 愛おしいんです」と答えたそうです。

このお話随分前に読んだのですが 妙に覚えています。



いずれにせよ 人生の最終コーナーを曲がった私は今 
一生涯の core ともいうべき時期が これからの人にとって 十分幸せで豊穣である事を 願わずにはいられません。



同上 これも花名は不明




今回も取り留めのない話になってしまいました.....












何だかなぁ.....

2013-07-08 11:31:21 | その他 Other





2013-7城山公園にて


今月は版画・篠笛の制作が立て込んで このブログの更新も一層遅れがちになりそうです。
どうぞ ゆるりとお付き合い下さい。

さて 今月は参院選挙もありますが
もうほとんど体制は決まったような報道がされてますな。
ただ 投票率は40%そこそことも言われていて 
国民の過半数が棄権する状態で 新たな議員が登場し 重要問題が次々決められてゆく事になるんですね。

何だかなぁ..... いいのかねぇ..... 


と云う事で 気を取り直して別のお話
前回お話した「八重の桜」 昨日も見ました。
綾瀬はるかちゃん かわいいですね。
目が変に個性的ですね。 
必死の表情も めんこく見えるのは ドラマだからいいのですが 
でも昨日は見ていて段々 気分が重くなりました。

会津藩の取った 「ここに至っては いかんとも成し難く
己が義のため玉砕も辞さず 女・子供 諸共戦う方針」は
ついこの間の大戦期日本がとった方向とまったく同じなんですね。
一丸(いちがん)となるのが最上
反対意見など(西郷頼母のような)吹き飛ばされて 一気に突き進んでしまう....

会津精神を佳しとして 美化 模範としたのでしょうか....
明治の近代化を経ても つい最近まで この気分が脈々と日本に流れ続けていたのかと想うと.....

犠牲を哀れむ以上に 不気味な怖さを感じます。
会津贔屓で見ていた私もちょっと気分が落ち込みました。

何だかなぁ....


異常に早く梅雨が明けたせいか 急に35℃にも気温が上がったせいか
今日はグッチっぽくなりました。

でも 暑い夏もまた楽しみがあります。

こちら



近くの無人販売所で手に入れた「その場取り枝豆」(販売所のすぐ後ろが枝豆畑)
本当はこの季節 無人ではなく 顔なじみのおばぁちゃんがいて結構おまけしてくれます。  
相方と食べまくっても 4回分たっぷりあって これで400円
増々ビールがはかどります。

当分 休肝日は持てそうにありません..... 大丈夫か.....





次回は 相方の気分次第ですが 泣き嫌料理を予定しています。









大丈夫か.....

2013-06-29 12:00:37 | その他 Other




2013-6-27 城山公園にて


前回 審査の場合の多数決についてお話しましたが
偶然2~3日前の朝日新聞に国会決議についての首相の見解が出ていました。

曰く

「国民の過半数が望んでいる事を 議員の1/3少々の反対で
 決められないのは おかしい」       原文まま

うぅーん 見事なトリック的な言い換えに 唸りましたね。
支持率が50%以上あると 政治家は逞しくなるようですな....

大丈夫か......



さて この話はこれくらいにして 突然話は変わりますが
我が家は数年ぶりでNHKの大河ドラマ「八重の桜」を見ています。
番組を盛り立てるためか 会津関連の番組も多くあって
その中に俄然私をやる気にさせた「ある物」が紹介されていました。

いや それほど大した事ではないんですが....

会津の郷土料理「鰊の山椒漬け」(やはり食べ物です....)

かちかちに干した身欠き鰊ではなく 
ソフトな身欠き鰊を 山椒と醤油・味醂に漬けた総菜です。

直ちに作りました!
柔らかい身欠き鰊を軽く焦げ目がつく程度に焼いて
熱いまま一口大に切り 山椒の実が無かったので 
「柚子胡椒」と醤油・酒・味醂に漬け込んでみました。

(いつもの通り 思いつきは私 泣き泣き作ったのは相方)

こちら



山椒ではありませんが 想像した通りの 美味しい1品になりました。


多くの日本酒の肴はご飯にも とっても良く合います。



会津の人達もこうやってお酒とご飯を楽しんでいたんでしょうかね。


あれこれ この「鰊の柚子胡椒漬け」をアテにお酒を飲んだ後に
ふっと 思いついて 最後の締めに ほうじ茶を注いでお茶漬けにしてみました。



これが あーーた 旨いのなんの!!! 何杯でもいけそうです。
あまりに美味しいので これをつまみに また飲み直してしまいました......

大丈夫か.....




同上












「決め事」のお話

2013-06-21 12:22:16 | その他 Other



まず すっかり遅くなってしまったお知らせ

札幌の市民ギャラリーで開催されている「全道美術協会展」



12日から始まっていました..... 明後日まです......

今年も審査等には出席できず 会員としての責任を果たせず 申し訳ない気持ちでいっぱいです。



そこで今回は 審査に関わるお話を少々

私は上記の「全道展」と「日本版画協会」の両美術団体に会員として所属しています。
そこでの審査は 
作品の入選・落選の決定 賞授与の判定 会友あるいは準会員の推薦 そして会員の推挙 等があって
会員の挙手などで多数決によって決められてゆきます。
今回は版画協会を例にお話します。

まず 作品の入・落は会員の過半数の支持を得たものは入選 そうでないものは落選
受賞や会友推薦も過半数獲得が条件で決められます。
多くの美術団体もほぼこのような「過半数以上獲得」が決定の条件ではないでしょうか。

ただ 団体の維持・運営の中心となる「会員推挙」は 三分の二 以上の現会員の賛成を得なければなりません。
会員決定の重要さは 団体全体の指向・質にも関わることなので
まず推薦人の作家講評から始まり 
作品の吟味はもとより これまでの作家活動・制作姿勢・人柄も考慮して決定されます。
時には会員同士で厳しい意見交換もあって かなり熱い論議が繰り返される時もあります。
会員になるにはこの様に大きな壁を越えなくてはならないので 推挙されたときは感慨ひとしおです。

こういった最重要事項決定に関しては「2/3以上が必要」の取り決めはやはり当然と云えば当然と思います。 

100人の評決者がいたとして 
「49対51」と「33対67」では否決された方の納得の度合いが大きく違いますし
「2/3以上」の取り決めでは 物事が先に進まない というならば
先に進めなくとも良いという決断と考えるべきでしょう。

何だか だんだん くどくなって 話も外れそうです.....
はずしてもいいんですが それはまた次回で


ここでちょっと気分を変えて
久しぶりに 最近の我が家の「卵料理」3点をご紹介



まず これは卵モツ(別名 キンカン)と玉コンニャク・竹の子の「丸々煮」薄口醤油仕立て




これは ニンニク醤油に豆腐と半熟卵を漬け込んだもの

上の1品と共にお酒の相性は抜群です。


もう1品


さて これは何だと思います?
こちら断面図



卵3個を紙コップに入れて レンジでチンしたものです。
味はまぁ そのまんま お遊びですな.....













井上君のニセコ便り その8-3

2013-06-16 11:03:02 | その他 Other


なんと言うこともないのですが 妙に慌ただしい我が家です。
今年は我が家の梅が数年ぶりの「成り年」で
相方は梅干し・梅酒・梅ジャム・梅ジュース作りに奮闘しています。
梅だけで我が家はてんてこ舞いをしていますが
井上君のところはこんなもんじゃないんでしょうね。

では ニセコ便り最終章 いきます。













ニセコも5月末にはすっかり春めいているようですが 今はもう初夏でしょうか。
今月は私事で一時帰札の計画があったのですが 諸事情で延期
出来ればニセコにもちょっと行ってみたかったのですが...... さて いつ実現できることやら.....


これからの時期 お忙しいでしょうが どうぞ お二人ともお元気で
そして興味深いお便り ありがとうございました!












井上君のニセコ便り その8-2

2013-06-08 12:11:48 | その他 Other



前回は1月までのニセコの様子でしたが
それにしても 35mのプライベートゲレンデ というのがすごいですね!
今回は読みやすいように少し文字を大きくしてみました。

たっぷりありますぞ では どぞ!






















やはり 何度も言うようですが 極寒地の生活は 半端ではありませんな.....
年中 ぬるめのお酒 いや気候がいい私は ただただ感心するばかりです。

次回は 次第に春めいてゆくニセコです。








井上君のニセコ便り その8-1

2013-06-01 13:07:30 | その他 Other
 


この2~3日パソコンの通信環境が思わしくなくて 更新も滞ってしまいました。
何とか回復しましたが(どうもサーバーのせいだったようです)
この時代 ネット・メール類が使えないのは一種の恐怖ですな。

といったところで PCが回復した途端 久しぶりに井上君からのお便りが届きました。
今年の北海道はいつになく雪が多いと聞いていたので心配していましたが
どっこい 井上君ご夫妻は元気いっぱいこの冬を乗り越えたようです。


ではまず 彼のメールから

「皆様へ
 前略、ご無沙汰しております。久々に近況報告をまとめましたので、ご笑覧下さい。
この冬は、例年の1.2倍と言われた昨年に比べて更に1.2倍の豪雪に見舞われました。
ニセコ町黒川集落では井上さんが来てから雪の量が増えたともっぱらの噂になっています。
今年は、除雪の頼りにしているトラクターのエンジンを焼き付かせ
(日常点検不足でエンジンオイルが無くなっているのに無理に稼働させたため)
50万円近いオーバーホール代を出費したり、購入した中古除雪機の諸々の修理費が10万円近くかかったりと
高い勉強代を払いましたが、何とか生き延びております。
あたふたと過ごしているうちに前回の近況報告から約半年後の5月末となってしまい、
一部の方々にはご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
何だかんだと言いながら、夫婦二人で充実した毎日を過ごしておりますので、ご安心下さい。
皆様におかれましては、これから暑い季節となりますがくれぐれもご自愛下さり、充実した日々を送られんことをお祈りいたします。」


いやいや元気でなによりです。

今回は3回に分けて 私の余計なコメント無しに 一気にお送りいたします。
北海道の厳しくても楽しみのある冬の生活に想いを馳せてください。


では どぞ!
















いかがでしたか?
まだまだ序の口です。
井上君の「熱い生活」 次回へと続きます。






版画家のお友達 歯科医師編(91-2) Special Column(91-2)

2013-05-23 16:38:42 | その他 Other


こちら関東は過ごしやすいい季節になりましたが
札幌近郊もきっと一気に春めいているのではないでしょうか。

さて NORIKO先生のコラムのつづきです。



つくしとふき      photo by NORIKO

この土筆を先生が調理したそうです。
こちら


ツクシが食べられると知って、調理してみました。
正式には「はかま」を取り除くそうですが、そのままでも十分イケます。
味は醤油と砂糖です。私は調味醤油(”うどんつゆ”等の簡単調味料)で煮ました。 先生談

美味しそうですね。どんな食感なんでしょうか。お酒に合いそうです。
でも 私はいまいち「山菜」には興味がありません。
何となく 年寄りくさくて......
まっ 先の事ですが 老後の愉しみにでも取っておこうと思っています。



ふき(奥)とイラクサ(手前) その間のフキノトウの大きくなった様な草は不明

この「イラクサ」 「刺草」とも あるいは「蕁麻」とも書く様です。
棘がありますが これも食用になるそうです。

蕁麻と云えば萩原葉子(萩原朔太郎の長女)の「蕁麻の家」という小説があります。
私は読んだ事はありませんが 内容的には暗そうです....
そんな事で あまり旨そうな草とは思えません.....

では 最後に先生から送ってもらった話題
(歯科関係の雑誌からの抜粋のようです)


シニア世代へのアンケート調査
【人生で後悔していること】の健康部門<第1位>が『歯の定期健診を受ければよかった』であることを紹介したところ、
歯科塾読者の方から、「その他のジャンルの第1位は何ですか?」というメッセージをいただきました。

「お金と暮らし」では、『もっと貯金しておけばよかった』
「仕事と人間関係」では、『一生続けられる趣味を見つければよかった』がそれぞれ第1位になっています。

興味深いのは、『もっと貯金しておけばよかった』理由である「想定外の出費は?」に対する回答では、医療費が<第2位>にランクインしていることです。

歯の定期健診を受けることで、お金と健康に関する両面の悩みが軽減するということを広く一般の方々に理解してもらうことが重要だと感じます。
(歯科塾より抜粋)


しっかり歯科検診の重要さをアピールしていますね!
私も歯には随分お金がかかりました......
そして 随分歯を無くしました.......



と云う事で
NORIKO先生 ありがとうございました。













版画家のお友達 歯科医師編(91-1) Special Column(91-1)

2013-05-17 11:48:08 | その他 Other



今月の連休初めに NORIKO先生からの「札幌の春の兆し」の画像を掲載しましたが
今回は久し振りに先生のコラムと共に その後の「春模様」の写真を送っていただきました。
先生が実際に感じた診療中の出来事のお話です。

では どぞ


こぶし        photo by NORIKO

「麻酔をしたので、唇がしばらくしびれていますから、咬まないように気をつけて下さい。」と説明したところ、
保護者の方の返答「歯の治療するのに、唇に麻酔をするのですか?」
「???」

(これは 私も何度か経験しましたね。「親知らず」を抜いた時なんか かなり麻酔をうったようで
 顔の下半分 痺れっぱなしでした その日はビールがうまく飲めなくて困ったものです...... kei )



エゾノリュウキンカ

今はほとんどの保険証がカードで、一人づつの保険証になっており、
保健機関を受診する場合は「受診者の保険証」確認が必要なのですが、
子供が受診するのに、「私(母親)の保険証でいいですか?」と聞いてきたお母さん。
「だめです!」

(保険料は親が払っているので つい そう思っちゃうんでしょうな 気持ちは判ります)



ベニカエデ

歯の汚れを取るために歯のクリーニングをお勧めしたところ、
「クリーニングをすると歯の間に物が挟まり易くなるので・・」とあまり気が進まない様子。
でも、「クリーニングする前に、歯の間に挟まっていたのは何でしょうか?
歯石や汚れの塊ではないでしょうか?それをそのまま付けておいて良いのでしょうか?

(私も歯医者さんで歯石を取ってもらったのは 人生でほんの数回でした
 結果 ひどい歯周病で歯をかなり無くしました......)



エンレイソウ(延齢草)

「歯にフッ素コートをして下さい」と保護者の方の希望。
「車などと違って、歯にフッ素はコーティングしません。フッ素を歯に取りこんで歯質を強化するのです」
フッ素という名前は同じでも、作用も成分も全く違うものです。

(全然関係ないのですが 江戸期の既婚女性は「お歯黒」を施していたそうですが
 あれは歯にはどうだったんでしょうね。 いや 余計な話しでした.....)

先生から早速メールをいただきました。
<「お歯黒」はむし歯予防にある程度の効果があったとされています>とのこと
先生ありがとうございます。


と云う訳で 正直な話 昔も今も 私にとっては歯医者さんは敷居の高いところと言うか 苦手ではありますな.....



次回につづきます