Photo by NORIKO
診察室の子供達 その3
中学生の男の子、
自己申告では毎日しっかり歯磨きをしていました。
しかし、実際に口の中を見ると歯の表面が見えないほど汚れが層になって
付いています。
「磨いている」と「磨けている」は違うことを確認してもらい
次回しっかり磨いて来るように話をしました。
来院時、前回とは見違えるようなきれいさでしたが、ご本人は
「磨き方を教えて欲しい」ととても意欲的で、
回数を追うごとにきれいになって行きました。
初回は「磨けていない」とショックを受けたようでしたが、
磨けている状態になり、口の中が変わったと実感でき、
ブラッシングに熱心になったそうです。
大人の言葉に反抗したい年頃です。
正直なところ私は中学生の男の子がこれほど一生懸命に
ブラッシングをしてくれると思っていませんでした。
大人の負の先入観を持って接するのは良くないですね。
(私は中・高校生時代は歯医者さんには多分一度も行かなかったと思います....
特に高校時代は歯の裏の煙草のヤニが見つかるのを恐れていました....
NORIKO先生の「負の先入観」どおりの男子学生でした.... kei )
この車、シートをかけたまま雪に埋もれていました。場所はお店の駐車場。
ちょっと理由が理解できませんでした。春までこのままなのでしょうか?・・(先生談)
<今日の一句>
満開の 白梅消える 春の雪 啓