先日娘の所へ行った折 近くにある西新井大師を訪ねてみました。
気温は少々寒めでしたが いいお天気で 相方と二人のぶらりお散歩です。
(今回画像が多いです)

参道の近くにあった煎餅屋さん いい雰囲気です。
煎餅入れも今流行りの新規に再現されたものではなく
相当永く使われてきた「そのもの」と云うのが伝わってきます。

平日のお昼過ぎでしたので 参道は人通りも少なく閑散としていました。
そして 山門

その解説立て札

百数十年は経っているんですね。
「拒絶」と「受容」を併せ持った威容を感じます。
金剛力士像も両脇から睨んでいて 「心して入られよ」と言っている様です。
山門を入ってすぐ左にあるお地蔵さん

白く見えるのは塩です!
その解説

塩漬けのお地蔵さんは初めてみました。
現代にも民間信仰の素朴さが引き継がれているのにちょっと感動!
そして 本堂

「おぉ......... 」
火災の後 昭和46年に再建されたそうです.....
大きくて大量の木材が無かったとか 宮大工が少なかったとか 浄財が集まらなかったとか
諸般の事情はあったのでしょうが なんとも味けない鉄筋コンクリート製......
地震にも火事にも強いんでしょうけどね.....
しかし..... 参道と山門とこの本堂の違和感......
木造の寺院は百年経っても 時とともに古刹としての趣が増してゆきますが
雰囲気の再現を目指した現代の建築技術による代用建造物は
百年も経たずに廃墟感が漂うのではないか..... と心配してしまいます。

境内の池で遊ぶ鯉
水面に浮かぶ紅葉が綺麗です。
相方と草団子を買って帰りました。