版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

版画家のお友達 歯科医師編(96-1) Special Column(96-1)

2015-01-15 17:25:08 | その他 Other


今年の第2弾は 久し振りにNORIKO先生のコラムをお送りします。
実は昨年暮れに送っていただいたのですが
私がぐずぐずしてすっかり遅くなってしまいました。

では どぞ


<お口とウンチ> 
(この衝撃的なタイトルは私が勝手に付けたものです 先生ご免なさい)

最近、全身と口のケアとの関係がよく言われるようになり、少し書いておきます。

身体の入り口が「口」、出口が「肛門」です。
肛門は出て行くだけですが、口はよくも悪くも多種多様なものが入って来て万病の入り口でもあります。



落ちそうで落ちない屋根の雪 1     Photo by NORIKO


口の中には歯があり、個人差はありますが、歯には歯垢が少なからず付いています。
歯がなくても口の粘膜には汚れが付いています。
この歯垢と身体から排出されるウンチと比べると......
比べる対象ではないと思われる方も多いと思いますが、
歯垢1gの中に細菌が約1億個あり、ウンチとさほど変わりません。
びっくりする数字かと思いますが、たかが歯垢と侮ることは危険です。



落ちそうで落ちない電線の雪 2


ウンチは身体の外へ出てしまいますので、
細菌がたくさんあっても身体に悪さをすることはありません。
しかし、口の中の細菌は身体の中へ入り、いろいろな悪さをします。
高齢者の数が増えてきて、「肺炎で亡くなった」と聞くことが多くなりました。
なぜ高齢者の亡くなる原因が肺炎なのか?



雪国用列車


高齢者で自力で食事が取れなくなると、
食べ物を飲み込む力が無くなり本来食道へ行くはずの食べ物が肺のほうへ入り込みます。
その時に口の中の細菌が一緒に肺に入り、炎症を起こします。
その結果肺炎を引き起こしてしまうのです。
所謂「誤嚥性肺炎」といわれるものです。
誤嚥性肺炎を起こさないためには「胃ろう」という方法もありますが、自分がその立場になったら、
これは避けたいと思います。



ラッピングされた市電 Snow Miku
(何かあんまり綺麗くないですな.... 
 そう言えば札幌だけでなく千歳でも初音ミクがやたら見られましたね 私にはよう判らん....)


雪像作りが始まった大通り公園    Photo by Kei

そう 実は 先日3日程帰札してきました。
その折の画像です。


つづく


さて 次回はなるべく間を空けないよう更新します。