このブログでたまに<今日の一句>と称して
私の俳句を載せてきました。
計13句になります。
まっ ほとんどの方は
「なぁーに 言ってるんだか...」程度で
読み飛ばしている事と思いますが.....
荒川 戸田橋付近
私が俳句に関心を持ったのは20代の初めの頃
君と居て 百舌鳴き止んで 寒くなり 巨泉
という句を読んでからです。
そう あのボインで有名な大橋巨泉さんの句です。
男と女 百舌の鳴き声 この三つの言葉が触発する心理的な情景
ことに百舌はいろいろな鳥の鳴き声を真似るため
「百の舌」と言われ また餌を木に突き刺して取って置く習性からも
増々この句の中の微妙な関係が 次々に想像されてゆきます。
一句の中に幾種類ものイメージ・物語が浮かび上がってくる.....
なんて俳句は奥が深く 豊かなんだろうと感心しました。
つづく
荒川 戸田橋付近から笹目橋方面を見る
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