北海道の初夏の画像と共に
NORIKO先生の「ちょっといいお話」をお送りします。
ジューンベリー Photo by NORIKO
診療室の子供たち
<子供たちからの贈り物 その1>
近くに住む6歳と5歳の兄弟が二人だけで、診療室にやって来ました。
「先生こんにちは~!」元気な声で入って来ましたが、その日は治療の予定はなく、
どちらかの子が何か緊急治療が必要になったかと一瞬緊張感が走りました。
が、その子たちが手に持っていたのは一本の「つくし」
「これネ、昨日雨がたくさん降ったでしょう、
そうしたら家のそばにたくさん出てきたんだよ。だから持って来ました。
これね、食べられるんだよ。食べ方は云々・・」と
お料理レシピまで添えてくれました。
「子供の笑顔」と「一生懸命説明する真剣な顔」と「手に持った一本のつくし」に、
思わず口元がゆるみ、何か暖かいものが心の中を流れるのを感じました。
こういった子供たちと接していると
純粋だった子供心を少し取り返せるような気持ちになります。
勿論、このつくしは教えてもらったレシピにもとずき(笑)湯がいていただきました。
つづく
チョコレートコスモス
(色も珍しいですが、チョコレートの甘い香りがします NORIKO談)
(「つくし」だから いいんですね...
昔の私みたいに「近くで採って来たりんごです!」と言って
持って行ったら 先生困ったでしょうね... kei )
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