すずらん Photo by NORIKO
救急士さん2人に抱えられて早速車内に運び込まれました。
子供の頃 消防車の次に憧れていた救急車に
初めて乗るのにこんな形で体験するとは思ってもいませんでした...
(考えると健康な状態では乗る事等ないでしょうが...)
もちろん いろいろ珍しい器機がたくさんある車内を
あれこれ眺める余裕などまったくありません。
半べそになったまだ小さい娘や
呆然としている息子や母を残して
再び勇ましいサイレンを鳴らしながら救急車は出発しました。
桃色すずらん
北里メディカルセンターの夜間救急入り口に着き
これまた初めての車いすに乗せられ
こちらがびっくりする程
緊張したおももちの看護婦さん数人に丁寧に 厳かに迎えられました。
(まるで映画のシーンの様でした!)
そんな時も痛みは激しく続き
ちょっとした動きにも悲鳴を上げる私を
看護婦さん達は実に優しく 頼もしく扱ってくれました。
救急士さんの後につづいて私からも 当直医師に事情を説明しました。
(もちろん痛風などという言葉はひとことも
言いません 言えません...)
「腫れはないようですが
まずレントゲンを撮って見ましょう」
さほど緊急を要するものではないと判ったようで
幾分眠そうな若い医師はゆっくりと看護婦さんに指示を始めました。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます