母親「アリョ ウシャどうしているの? なんで返事をくれないの?ほんとうに演習しているの」
息子「ママ、もうクリミアにはいないんだ 演習はしていないんだ」
母親「それならどこにいるの?パパが荷物の送り先をしりたがっているの」
息子「ママ、ウクライナにいるんだよ 本当の戦争が起きている 怖いよ」
「ボクらは街中を爆撃している 市民でさえ標的にしている 歓迎されるって聞かされていたのに みんな装甲車のしたに身を投げ出して ボクらを通さないようにしている」「 僕らのことをファシストと呼んでいる ママ、本当にきついよ」
このメッセージは、国連総会緊急特別総会でウクライナの国連大使が、死亡したロシア兵の携帯にのこされた母親との最後のメッセージのやり取りをロシア語で読み上げたもの。
何も知らされないまま、戦争にかりたてられ「人殺し」をさせられる若者たち。プーチンが今、ウクライナでロシア兵にさせていることだ。
戦争の犠牲となって死んでいくのはいつの時代も若者たち。為政者の命令で殺し合う。敵の若者も味方の若者も犠牲になる。そこに勝者も敗者もない。
戦争の世紀と呼ばれた20世紀。戦争がいかに愚かで、人類を滅亡させるものであることを学んだはずだった。
プーチンよ、その無知を嘆く。
裸の大様プーチンに、側近のだれでもいいから教えてやれ。