東の空に下では今日も戦争という名の「人殺し」が続く。
いつもの温泉に車を走らせてる間も、いつもの店のベンチで山賊焼きを頬張っている間も、東の空の下では市民や子どもたちが容赦なく殺されている。
「大国ロシア」が引き起こした戦争だけに、地域紛争と呼ばれるものやテロとの戦いなどとは全く違う意味を持つ。世界大戦の引き金になりかねない。
プーチンの決定的なヨミ間違いはそこにある。
大国の振る舞いや威厳をはき違えた人物が23年間も「大国ロシア」のトップに君臨し続ける。まるでスターリンの時代のような感覚でだ。
言論を弾圧し強権政治で「恐怖の虚構状態」を国のすみずみにまで作り上げたプーチン。言論が保障された国にくらす日本人の感覚ではロシア国内の国民意識などおしはかることは無理。どれほどの恐怖かは想像もつかない。
それでもプーチンの戦争を止めるのは国際世論と制裁。そしてロシア国内の「声」でしかない。
美しかった街並みがガレキの山と化したマリウポリのニュース映像。掘られた長い穴に投げ込まれる市民の遺体。これが「隣国」のロシアがやっていること。
こうしてPCのキーを打つ間も、まちが破壊され、罪なきウクライナの人々が殺される。核のボタンまで手にするプーチンによって。