-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0104 VALORのストーブを試してみましたの巻

2017年01月26日 | 日記
箱型ストーブとしてはPODと双璧をなす(と勝手に思い込んでいる)、

VALOR L20に火を着けてみました。





POD(VIKING)は昔々、使っていた時期があり、

その使い勝手は経験済みなのですが、VALORは初体験。

芯は新品を装着したばかりなので、正常燃焼するかどうかの確認も兼ねてます。



アラジンに比べて芯が細いせいか、

芯の生地が少し厚いせいか、

勢いよくツマミを回して芯を上下させると

歯車の反対側がより高く上がり、歯車側が少し下がった状態になるので、

数回細かく上げ下げして、芯のてっぺんが水平になるよう微調整します。



そして着火。

いやいや綺麗な青い炎です。






さて、このVALOR。

確認したいことが2つありました。



ひとつ、どれだけ暖かい?

ふたつ、どこがどれだけ熱くなる?




先ずひとつめ。

ツインバーナーの威力は凄いもんです。

よく、畳何畳の部屋まで暖かいですか? と聞かれますが、

気密性の高い部屋ならば、8~10畳間までは大丈夫じゃないかと。

ただこう感じたのは、前面のスリットから熱気が噴き出してくるので、

直接、暖かさを受け止めるからかもしれません。




そして、ふたつめ。

てっぺんが熱くなるのは想像できますが、

前面、側面、そして裏面もかなり熱くなるのには驚きました。

ちょっと触って火傷するほどではないものの、

ずっと手を付けてはいられないぐらい。


裏面もそこそこ熱くなりますから、

壁にピッタリくっつけての使用は、止めておいたほうがいいでしょう。





このVALOR、前面のカバーをすると、炎が見えにくくなり、

家具のような佇まいに。


ストーブストーブした暖房器具はちょっと、という方には

いい選択肢かもしれません。







さて、#15の油量計についてお問い合わせいただいたHさん、

お待たせしました。


これが在庫の油量計です。






お手持ちのものより状態が良いといいのですが、いかがでしょうか?