古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

MF-Z012には2タイプ?

2015-12-07 05:54:51 | ボスフリー

最近再び増殖中のボスフリー。増やしたのは主にシマノ製の6速ですが、そんな中ちょっと気付きがあったので( ..)φメモメモ。

写真(上)はどちらもシマノ製のボスフリーMF-Z012。6速用の定番とも言えるフリーで、色んな意味で使い易い逸品。私はSUNTOURが好きなのですが、必要な6速レギュラー用の手持ちが殆ど無いので、割と容易に入手可能なシマノ製に浮気。

この蓋がフリーの玉押しを兼ねています。必ず目一杯締め込んで使うので玉当たりの調整は蓋下に仕込むスペーサーで行います。そのスペーサーは基本的に最初に入っていた分(枚数/厚み)を変えない方が良いのですが、何かの拍子で破損させてしまった際には別のMZ-Z012から流用出来る。ハズでしたが、出来ないパターンも有りますよってハナシ。

冒頭写真(右)のMF-Z012の蓋(玉押し)は内径が約25mm。

厚みが約6mm。

で、冒頭写真(左)のMF-Z012の蓋(玉押し)は内径が約26mm。

厚みは約5.1mm。

ハブに取り付ける部分(内側の筒)の内径は一緒ですが肉厚が違い外形が異なります。外回りの寸法は一緒なのでギア歯の流用はもちろん可。ボスフリーの内部まで弄ってパーツを流用しようなんてマニアックな人は少ないと思いますが、蓋下に収まるスペーサーは内径で片側0.5mm(全体で1mm)の差で、外形は一緒。ネジが切ってありませんので大きい方から小さい方への流用は出来るけど、その逆は入らないので不可。こんなコトは何処調べても書いてありませんし(笑)、知ってる人は知ってるのかな?

MF-Z012(と、この時代のSHIMANO製ボスフリー)については、環境が整ったらまた(゜-゜)



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