サザンカは山に咲く茶の花だから「山茶花」。
サンザカがどこかで転換してしまってサザンカ、だからやはり白がもともとのサザンカなのだろう。
冬に白はちと寂しい?ので、次々色付きが登場して賑やかになってしまった。
白ばかりだったら「焚火」という童謡の中の歌詞も生まれなかったかもしれない。
ツバキとの交配も進んでカンツバキ群が登場しているし、
挙句?にサザンカとカンツバキ群の花が交雑してハルサザンカ群まで生まれてしまったから大変だ。
しべと一緒に花弁全部が落ちるのがツバキ、花弁がバラバラに落ちるのがサザンカ
俗説ではそう区別されているようだけれど、交配されたものが次々と登場すると一筋縄ではいかなくなっている。
だから本来の特徴である葉の様子から花の咲く前、葉が茂っている頃に区別しておくのが良いと思う。
こんな色のサザンカが咲き始めたばかりだから、春までサザンカだツバキだと大変だ。
サザンカ(山茶花) ツバキ科ツバキ属 Camellia sasanqua
(2024.11.13 明石公園)
【小石川植物園で書いた大昔の記録】
ツバキ属の三種は次の通り見本も含めて園内各所に植栽されている。
ツバキ(椿) ヤブツバキ シロヤブツバキ ユキツバキ ヒイラギツバキ トガリバツバキ ホンコンツバキ
グランサムツバキ カメリア・ドルピへラ(油椿) キンカチャ(金花茶 黄色の椿)
サザンカ(山茶花) サザンカ ヒメサザンカ ウスバヒメサザンカ タイワンサザンカ トガリバサザンカ
ヤナギバサザンカ ユカリツバキ(香港毛蕊茶)ハルサザンカ(サザンカ X ヤブツバキ) カンツバキ(サザンカ X ツバキ)
チャノキ(茶の木) チャノキ ベニバナチャ トウチャ(唐茶) アッサムチャ
【参考図 葉裏】 【参考図 葉表】
▲ 葉裏の特徴 主脈に毛が無いのがツバキ、有るのがサザンカ。 葉全体 ツバキと比べて小型なのがサザンカ、周囲に明瞭な鋸歯があり、葉柄は短い。▲
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サザンカ2024 サザンカ 白2023 サザンカ 縁紅2023 サザンカ カンツバキ2022 サザンカ2022
カンツバキ(寒椿)獅子頭 カンツバキの花後 カンツバキ(寒椿)勘次郎
カンツバキの蜜玉 サザンカ(山茶花)カンツバキ(寒椿) カンツバキ ハルサザンカ
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