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大昔のことになるのだけれど、今も中古カメラで「雑草」を撮ることには変わりない。
使っているブログサービスもその頃に利用を薦められたものだから
使い続けているのは当初の目的通り「画像の保管庫」だからだ。
気取って、或いは見せる為の画像など無いし
好きで撮っているもの、或いは暇つぶしの画像が多いのだから
やはり散逸しないようにひとまとめにしているに過ぎないページだ。
その昔、ブログサービスが登場した頃の体験談?や当時のスタンスを綴ったページがあった。
今もその頃と何ら変わりはしないことで安心している。
こういうのを永遠のマンネリと称するのだろう。
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最近、イヤガラセ投稿やメールは来なくなった。
投稿についても、何人かの熱心な方たちから寄せられるもの以外は、
掲示保留にした後で削除させて頂いている。
『きれいですね、この花。私も昨日撮りました』と、一行だけの類への返信もこまめにやらないと…と思いつつも、
ブログ本来の目的と言われているコミュニケーション・ツールだ…と認めつつも、
よく知らない相手に声掛けられて、振り向いて返事するのはどうも気が重い。
山で出会う大勢のパーティに次々『こんにちは~』と言われるのと似ている。
中には、自分のブログの宣伝(?)を兼ねたり、
何とかコンテストに参加しているので、よろしく…などのコメントがあったりもするから、余計気が重くなる。
好きでやっているのだから、好きにやらせておいてよ…と思う。
いつまで経っても変わらないスタイルが性に合っているし、
気心の知れた(?)方たちとのやりとりが気楽で愉快だ。
ところが今年七月以降、複数の方から何通ものメールが届くようになった。
『同じ花ばかりだし、時々種類が違っていたりするし、
花の検索には不向きだ…』と言う主旨。
何度かやりとりをしているうちに、交雑種の可能性があるので、
既知の名前は使わない方が良い、などと、かなり強硬な内容になってきた。
画像の殆どは雑草の類だし、同じ場所でも違った咲き方があり、違った場所で撮った画像も同居している。
別に図鑑気取りで撮っている訳ではないし、こんな咲き方もある、少し違った咲き方も見つけた…程度のこと。
雑草とはそう言うものだし、一枚だけの画像でこれは何々です…と言い切れるものでもないと思っている。
まして、交雑種かどうかの判定までした上で画像を上げられる知識など皆無、
そのような素人の画像に、既知の名前とは違った画像だから、正しい名前を付けろ…と言うのは変な言いがかりだと感じている。
間違いであれば、間違いだと指摘して下さい…と返信した。
もう一つは、『画像の何枚目の構図が気に入りました…』のコメント。
類似の画像も多いし、数日に渡った画像追加もあるから、枚数表示も変わる。
それ以上に、きれいな画像を載せるサイトでもないし、
雑草そのものを撮っているだけで、画像の優劣を誇示するつもりも、
写真の優劣への評も不要だし、そのつもりは毛頭ないので…、と返信した。
不遜な言い分だが、『花の図鑑』などと気取って、一枚きりの画像を上げているサイトや、
『野の花写真館』などと銘打って、芸術写真風の画像を上げているサイトと、
大半が道ばたの雑草、好きで撮っているだけの画像ブログを比較されては堪らない。
トップの画像はネナシカズラ、典型的な嫌われ者の雑草・クズに絡みついている
究極の雑草、寄生植物と言うからげに恐ろしい。
それを撮って喜んでいる。
この花は、アレチヌスビトハギと名付けられているし、画像には花殻が汚らしく写っている。
好きで無ければ、こんな画像など撮りはしないだろう。
尤も、きれいに撮ったところで、所詮は雑草、名前も「荒れ地盗人萩」だ。
所詮は雑草、そう思うと何かしら安心して撮れる。
(2010.09.23 秋分の日・10月31日追記)
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