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「花はもともとは葉が変化して生まれたもの」
いつものことだけれど、八重桜が咲き始めるとそう思う。
一葉や普賢象などのおしべ近くに出てくる「葉」を見ていると
余計にそう感じる。
今年もそろそろ幾つかの「八重咲き」を見る事になる。
『八重桜と言う桜は無いのです』の声が聞こえるのを聞く。
確かにそうかも知れない。
八重に咲く桜は次々と登場するし、覚えきれないけれどみんな名前が付いている。
名前がわからないから『八重桜』になるのだろう。
サクラ(イチヨウ・一葉)バラ科サクラ属 Prunus lannesiana ' Hisakura'
(2023.04.11 明石西公園)
☆
生殖に不可欠な器官(めしべとおしべ)がある花軸と、その付属器官(萼片と花弁)で構成されている。
その為、めしべやおしべを構成する遺伝子が何らかの事情で欠失した場合には、花弁や葉に変わろうとする。
そのことが八重咲き種を生み出している。
この説明を理論的に解説したものがABCモデルである。
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「関山」 「一葉」 「普賢象」 「鬱金」
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