アルメニアの首都 エレバン の 北45kmくらい、ハガルツィン Հաղարծին 修道院から
南西に直線距離で55kmくらいのところに、アパラン湖と言う、胃下垂になった胃袋が
伸び切ってしまったような不思議な形の湖( もしかして人造湖 ? )があって、その西岸
の クチャク Kuchak という小さな 村に、村の 教会があるんです、、、。
( クチャク Kuchak 村は、地図の黄色の線で囲まれているところ。湖の東岸の赤い印は、
後で出てくる、聖ヴァルダン マミコニアン の霊廟 St. Vardan Mamikonyan Mausoleum
のある湖岸です。)
村長さんなのか、議員さん達なのか、、、何の集まりなのか、良く判らない、、、
クチャク村の教会 札幌軟石(凝灰岩)みたいだ、、、。
なんだか、敷地の中の 塀 と 建物 の納まり具合が、、、? ? ? アルメニアの教会建築は
東を背に、西向きに建てるのが大原則 ? ( 真ん中の赤い屋根 )
内部の小屋組みの木造架構、、、石ばっかり見ていたから、日本人には安心して見られる、、、。
入り口の方向を見た小屋組み、、、野地板は『小間返し』で日本建築と同じ、、、?
丸太の柱の頭に『肘木( ひじき )』みたいのがあって、簡略 なれども 簡素 で良し、、、。
同じ木造と言っても、日本の大工さんは、あまりにも技術が優秀過ぎて、こんなに綺麗に作っちゃいます、、、。
港区は東京タワーの下、飯倉交差点の近くの 聖オルバン教会 です。
設計は アントニー・レーモンド
クチャク村の教会 と 聖ヴァルダン マミコニャンの霊廟 その2につづきます