北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

クチャク村の教会 と 聖ヴァルダン マミコニアンの霊廟 その1

2022-11-02 14:01:23 | 日記

 

アルメニアの首都 エレバン の 北45kmくらい、ハガルツィン  Հաղարծին  修道院から

南西に直線距離で55kmくらいのところに、アパラン湖と言う、胃下垂になった胃袋が

伸び切ってしまったような不思議な形の湖( もしかして人造湖 ? )があって、その西岸

の クチャク Kuchak という小さな 村に、村の 教会があるんです、、、。

( クチャク Kuchak 村は、地図の黄色の線で囲まれているところ。湖の東岸の赤い印は、

後で出てくる、聖ヴァルダン マミコニアン の霊廟  St. Vardan Mamikonyan Mausoleum 

のある湖岸です。)

 

 

 

 

 

                村長さんなのか、議員さん達なのか、、、何の集まりなのか、良く判らない、、、

 

 

 

 

クチャク村の教会   札幌軟石(凝灰岩)みたいだ、、、。

 

 

 

 

なんだか、敷地の中の 塀 と 建物 の納まり具合が、、、? ? ? アルメニアの教会建築は

東を背に、西向きに建てるのが大原則 ? ( 真ん中の赤い屋根 )

 

 

 

 

 

内部の小屋組みの木造架構、、、石ばっかり見ていたから、日本人には安心して見られる、、、。

 

 

 

 

    入り口の方向を見た小屋組み、、、野地板は『小間返し』で日本建築と同じ、、、?

 

             

 

 

 

丸太の柱の頭に『肘木( ひじき )』みたいのがあって、簡略 なれども 簡素 で良し、、、。

 

 

 

 

同じ木造と言っても、日本の大工さんは、あまりにも技術が優秀過ぎて、こんなに綺麗に作っちゃいます、、、。

 

 

                  港区は東京タワーの下、飯倉交差点の近くの  聖オルバン教会  です。

                  設計は  アントニー・レーモンド

 

 

 

 

                                                              クチャク村の教会 と 聖ヴァルダン マミコニャンの霊廟 その2につづきます

 

 

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