指定された練習場所は、信濃町駅の北側の某巨大宗教教団の建物が密集している
一角の、すぐ近くのキリスト教の教会で、夕方も暗くなってから、子供たちの
日曜学校の教室のような部屋だった。
日本基督教団信濃町教会旧会堂(今は新しいのに建て替わっているみたい。)
信濃町教会/信濃町教会の歴史 www.shinanomachi-c.j pより
階段の下の入り口から、入った記憶があるような、ないような、、、。
『銀河放浪』さん http://www2s.biglobe.ne.jp/~ynisihir/html/X_MILKY_WAY.htm より
(今回、調べてみたら、なんと設計は大学の大先輩の岡田信一郎先生でした。)
その日曜学校の教室のような部屋に入ったら、いきなりピアノの前に立たされて
「ハイ!ピアノの音に合わせて、ア~ァア、アーアァ、アー」、こっちも小学校
以来の「ア~ァア、アーアァ、アー」、そしたら、こんなんでアルトも何も、あ
ったものじゃないはずなんだけど、、、。「ハイ!アルトね!次!」って、そりゃ
そうでしょよ、人畜無害・無味無臭・無色透明の僕が、テノールとかバリトンとか
バスとかって、ある訳ないですよね、、、。
アルトの人たちと並ばされて、楽譜(もちろん譜面なんて読めるわけはない、シャープ
とかフラットとかが、たくさんついている譜面って、僕にとっては宇宙人の言語、、、。
イタリア語かラテン語さえ判らない譜面に、カタカナで「ふりがな」が振ってあったよう
な、、、)を渡されて、いきなり『さあ、声を出して歌いましょう!』って言われても、
そんなの最初っから無理なんだってば、、、!!!(もちろん、向こうだって、そんな事
は、はなっから期待もしていなかったんでしょうけれども、、、)
1時間半くらいの練習時間は、何もかも、訳もわからないままにアッと言う間に終了。
こちらは唖然・呆然自失のまま、撃沈・意気消沈、、、。ため息だけで、トボトボと、
家に帰りました、、、。