2012年5月20日、北イタリアのロンバルディア地方は、サン・フェリーチェ・スル・パーナロ付近を
震源とするマグニチュード6.0の地震(エミリア地震)に見舞われ、マントヴァ(Mantova)市も被害
に遭いました。Palazzo del Capitano の建物も被害を受け、次の3枚の写真は、修復・補強工事後の
Palazzo del Capitano の3階の内部写真、とばかり思っていたのですが、、、。(つまり、修復・補強
工事がエミリア地震の前だか後だか、良く判らなくなってきてるんです、、、。)
写真に向かって、左がPiazza de Pallone、右がソルデッロ広場(Piazza Sordello)。
バットレス?(地震の後に補強のために新設された『控え壁』?)の下がポルティコ
(屋根付き柱廊)のはずです。
壁の向こうは magna domus ? 左下のグレーは、小さな開口部を塞いでしまった、、?
やはり左がPiazza de Pallone、右がソルデッロ広場 Piazza Sordello?
真ん中の穴は人の背丈ほどの低さでしょうか?右側のポルティコ上部
は、補強壁が 木造床から浮いているように見えるのですが、、、?
以上3枚の写真 Mantova, maxi restauro al Ducale per il Salone dell’Armeria
https://gazzettadimantova.gelocal.it/tempo-libero/2017/07
/05/news/mantova-maxi-restauro-al-ducale-per-il-salone-
dell-armeria-1.15577426 より
1階平面 (地上階 図の下の列柱のある部分は、ボローニャの街と同じポルティコ(屋根付き柱廊)
さすがに一番右下の角の柱は、相当な断面が与えられて補強されているようです。)
2階平面 (FIRST FLOORとありますが、日本風では2階)
3階平面 (SECOND FLOORとありますが、日本風では3階)
一番上の最初の写真は、写真に向かって右側にバットレス?(控え壁?)が見えるので、3階平面の
EーEから図の右を見た写真と思われます。
地上レベルの歩行者の専用通路であるポルティコ ? の上の最上階に、こんな重たい壁を作って大丈夫
なんでしょうか、、、? 断面図を見ても、床は木造のようですし、、、。
新設された補強壁が、ソルデッロ広場(Piazza Sordello)側の窓にぶつかっているみたい、、、。
以上の平面図と断面図 https://www.researchgate.net/figure/Evolution-of-the-vertical-
displacements-of-the-Palazzo-del-Capitano-and-Magna-
Domus_fig8_255177428 より
マントヴァ(Mantova)の Palazzo del Capitano その4 につづきます
追記 5分25秒 最後の一瞬です。
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