オードリー・ヘップバーン主演の映画です。
ベルギーの医師の娘(オードリー)が修道女になって、当時のベルギー領コンゴで医療に
携わりますが、帰国後ナチスには協力出来ないとして、修道院から離れて一般人に戻りま
す。その最後のシーンです。
修道院の一室で還俗?の手続きをして、平服に着替えて、いきなりドアから外の街に出ま
す。(映画はそこで終わります。)
修道院の中と言うのは一種のアジールのはずです。このドアはヨーロッパ版の「中門」と
は考えられないでしょうか?(それにしても、いきなりドア一枚で街に出てしまったので、
ビックリしたのを覚えています、、、。)
もちろん、このドアは修道院の正面入り口のドアではないはずです。おそらく、納入業者
さんなどの出入り口を兼ねた通用口のようなドアと思われます。武橋洞の辛氏家で言えば
「後門」もしくは「後戸」?でしょうか、、、。
でも、良く考えると、このドアの部屋は実際の修道院の一室ではなく、「いきなり世俗の
世界に還る」シーンを演出するために選ばれた、民間の建物の一室なのかも知れません。
(ドアの上の欄間?の十字架も撮影の時だけ取り付けられた、、、?)
最近のテレビドラマでも、学校のシーンは千葉県で、喫茶店のシーンは中野区で、橋のあ
る公園のシーンは八王子だったりして、継接ぎの映像を私達は見せられていて、頭の中に
イメージだけが刷り込まされていたりする事も無いことはないようですから、、、。)
昔、磯崎新さんが審査員で、スーパースターの家を設計しなさい、と言うコンペがありま
した。他の人は、一所懸命に個別のスーパースターの具体的の家のプランニングを提案し
たのですが、磯崎新さんが一等案に選んだのは、芸能雑誌などに載ったスーパースターの
家の断片的な写真をコラージュして、「スーパースターの家は、我々のイメージの中にし
かない」と喝破した案でした。
追記 今、函館にいる後輩のT君が教えてくれました。磯崎新さんが一等案に選んだ案の
作者は、現在、某国立大学の美術学部建築科のトム・ヘネガン(Tom Heneghan )
教授です。
ベルギーの医師の娘(オードリー)が修道女になって、当時のベルギー領コンゴで医療に
携わりますが、帰国後ナチスには協力出来ないとして、修道院から離れて一般人に戻りま
す。その最後のシーンです。
修道院の一室で還俗?の手続きをして、平服に着替えて、いきなりドアから外の街に出ま
す。(映画はそこで終わります。)
修道院の中と言うのは一種のアジールのはずです。このドアはヨーロッパ版の「中門」と
は考えられないでしょうか?(それにしても、いきなりドア一枚で街に出てしまったので、
ビックリしたのを覚えています、、、。)
もちろん、このドアは修道院の正面入り口のドアではないはずです。おそらく、納入業者
さんなどの出入り口を兼ねた通用口のようなドアと思われます。武橋洞の辛氏家で言えば
「後門」もしくは「後戸」?でしょうか、、、。
でも、良く考えると、このドアの部屋は実際の修道院の一室ではなく、「いきなり世俗の
世界に還る」シーンを演出するために選ばれた、民間の建物の一室なのかも知れません。
(ドアの上の欄間?の十字架も撮影の時だけ取り付けられた、、、?)
最近のテレビドラマでも、学校のシーンは千葉県で、喫茶店のシーンは中野区で、橋のあ
る公園のシーンは八王子だったりして、継接ぎの映像を私達は見せられていて、頭の中に
イメージだけが刷り込まされていたりする事も無いことはないようですから、、、。)
昔、磯崎新さんが審査員で、スーパースターの家を設計しなさい、と言うコンペがありま
した。他の人は、一所懸命に個別のスーパースターの具体的の家のプランニングを提案し
たのですが、磯崎新さんが一等案に選んだのは、芸能雑誌などに載ったスーパースターの
家の断片的な写真をコラージュして、「スーパースターの家は、我々のイメージの中にし
かない」と喝破した案でした。
追記 今、函館にいる後輩のT君が教えてくれました。磯崎新さんが一等案に選んだ案の
作者は、現在、某国立大学の美術学部建築科のトム・ヘネガン(Tom Heneghan )
教授です。
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