北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

水屋敷

2015-06-21 04:16:29 | 日記
気を取り直して、再開します、、、。(テンプレート編集をいじったのですが、以前と

比べて、画面の地の色が真っ白になったような気もしますが、、、。)



明治の横浜に、「ジェラールの水屋敷」という屋敷があったらしい、、、。

横浜開港の時にフランス人のジェラールという人が、山手の高台の湧き水を利用して船舶

給水業を始めて、水質が良くて評判になって成功したらしいのです、、、。

(もしかして、このジェラールさん、日本に来る途中、アデンعدن Adenに寄っていないだろうか、、、?)



今は道路の下のようですが、このような地下貯水槽があって




現在、湧水の沈殿および貯水施設は整備されて公開されているようです。




これを見ていたら、このブログの『沖泊の』に出てきた、山陰の温泉津の奥の沖泊地区

で見た「不思議な井戸」を、もちろん思い出しました。





ジェラールさんはパン屋さんの息子さんだったようですが、目の付け所が良いと言うか

頭の良い人だったんですね、、、。僕なんか沖泊の井戸を見ても、これが明治の開港場

で商売になるなんて思いつきませんもの、、、。


それにしても、彼我の違いと申しましょうか、何と申しましょうか、、、。




追記  ジェラールさんは船舶給水業で成功した後、レンガと瓦の製造も始めたらしく


    

    その建物が、「ジェラールの水屋敷」と呼ばれていたようなのです、、、。

    




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