サクラ・ディ・サン・ミケーレ( Sacra di San Michele )修道院は、とんでもない
急峻な岩山の上に建っています。聖堂は、さらに、そのてっぺんです。
(断面図にあわせて回転させて、向きを変えてあります。 )
聖堂のYoutube
後陣(アプス Apse )の壁とヴォールト天井が煉瓦積みだったり、交差リブ・ヴォールト(Rib vault)の
天井のヴォールト部分の仕上げが漆喰(? )だったり、ところどころの天井が、下地の木の梁や野地板が、
そのまま「あらわし」だったして、いろいろな材料がまざっていて、結果、いろいろな色も混ざって、
質素と言えば使っている材料は質素なんですけれども、これほど美しい聖堂は他にないかも知れません。
聖堂までは、後陣(アプス Apse )のはるか下の入り口から、いちど建物の下に入って、
かなり急な階段を何度も折り返して登り、フライング・バットレス( 飛梁:flying buttres )
のある外部に出て(普通は両側にあるのに、建物の片側だけは珍しい、、、 )、さらに
フライング・バットレスの下の外部階段を何段も登って、側廊(Aisle )の横の入り口から
入ります。(側廊 の脇から入る聖堂も、珍しいかも知れません、、、。)
一番上が後陣(アプス Apse )の背面
一番下の真ん中が入り口
少し長いですが、階段とフライング・バットレスからの Youtube 動画
魚眼気味の広角で揺れるので、画面から離れて見た方が良いかと、、、
サクラ・ディ・サン・ミケーレ( Sacra di San Michele )修道院の
ホームページ https://sacradisanmichele.com/en/virtual-tour/
に、バーチャル・ツアー Virtual Tour あります。(重いです)
ともかく、途方もない建築です。Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )
さんと、その修道士さんたちの、長い年月、、、、。言葉もありません、、、、。
Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その6につづく
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