北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

第76期囲碁本因坊戦七番勝負第1局 2日目

2021-05-12 07:36:38 | 日記
午前9時4分、立会人の 趙治勲 名誉名人・二十五世本因坊が封じ手を開封して、対局が再開されました。








今回の対局室の普段の様子。照明器具はそのままですけど、盤上にはTVカメラと追加の照明器具。





壁はラワン合板、天井は屋根の野地板が、そのままあらわしでしょうか、、、? 床は、リノリウムか

フローリングの上に、あとから最近の500角のタイルカーペット敷きのような気がします、、、。

天井の空調ダクトは、 高崎の井上房一郎邸だけの設備で、麻布笄町に建っていた

本家のアントニー・レーモンド 自邸には、たぶん付いてなかったんではないのかな、、、?




左手の暖炉のすぐ横に、囲碁のタイトル戦の記録係の人が座っているという、

今まで見たこともないような風景、、、。





杉丸太の柱と登り梁の組み合わせ、同じく半割の『挟み頬杖(はさみほおづえ)』の架構。

廊下との仕切りの太鼓襖(たいこふすま)の鴨居と力板。半割の挟み頬杖と短い丸太の頬杖が、

とても上手に力板をかわしています。(ごっつい断面の梁や差し鴨居にはしません。最近、

『力板(ちからいた)』なんて、めったにお目にかからなくなりました、、、。)





高崎の井上房一郎邸の平面図。麻布笄町のアントニー・レーモンド 自邸とは左右反転です。





   (なんですけど、トイレの配置とか、ちょっと信じられないようなプランになってしまって

   います、一体、どうしてこんな事になってしまったのか ? チョッと経緯は判りません、、、。)





パティオ





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