H.P.、と言っても「日本ヒューレット・パッカード株式会社」ではない。(.ドット注意)
パソコンもプリンターもお古で頂き物なのは良いのだけど、インクが高くてどうしようも
ない。だいいち、田舎じゃ、そんじょそこらで、おいそれとは売っていやしない、、、。
H.P.、とはフェリックス・キャンデラさんが多用している「ハイパボリック・パラボロ
イド・(シェル)」 HYPERBOLIC PARABOLOID (SHELL)の事。SHELLはシェル石油の
SHELLだから「貝殻」。
下の図の真中あたり
Hyperbolic paraboloid z=x2/a2-y2/b2
と書いてある「鞍形」の図に注目して下さい。
z=x2/a2の下に凸の放物線が、yが変化していくと、yは-y2/b2でマイナスですから、
上に凸のyの放物線に沿って動いていきます。
こんな「鞍形」の三次元曲面が出来上がります。
HYPERBOLIC PARABOLOID ハイパボリック・パラボロイド曲面です。
上の図の格子状の線は放物母線generatrixですが、ハイパボリック・パラボロイド曲面
には直線の母線群があり
建築の場合、コンクリートの型枠などが、曲面なのに真っ直ぐな木材などで施工が容易と
されています。
Félix Candela (フェリックス・キャンデラ) その4 につづきます
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