ル・コルビジェさんのお母さんを、息子のル・コルビジェさんが描いた絵なのですが、
やっぱり絵が上手で、凄く良く似ているんです、、、。
椅子に腰掛けているのがお母さん、たぶん左がお父さんで、右がル・コルビジェさんのは
ずなんですけど、、、。この写真の後ろの建物が、標題の"Villa le Lac" もしくは
"Une Petite Maison" なんです。(お父さんじゃなくて、従兄弟か親戚ってことは、ない
と思うんですけど、、、。とにかく、凄く良さそうなお母さんです、、、。)
ですが、これ、あまりにも有名過ぎる住宅なんです、、、。
"Villa le Lac"って言うくらいですから、湖の湖畔なんですけど、スイスのレマン
(Léman)湖の北岸、西のローザンヌ(Lausanne)よりも、やや東のモントルー (Montreux)
寄り、ブベー(Vevey)と言う街のレマン湖畔の市街地が西で途切れる辺りで、コルソー
(Corseaux)って言う場所のようです。コルビジェ一家のもともとの出身地の、北の国境
近くの街ラ・ショー=ド=フォン(La Chaux-de-Fonds)までは、ローザンヌ経由で100km
ちょいでしょうか、、、?(北緯46度は、日本で言うと北海道の稚内よりまだ北?樺太?)
Villa le Lac Le Corbusier って書いてあります。今現在の敷地の右(東)は、ボートか
ヨットの『船置場』になっているようです。(つまり、それくらい敷地の幅がない、、。)
湖畔の白っぽく見える、小さな建物です。
動画です。
A VISIT TO THE 'PETITE MAISON' from Gigon/Guyer on Vimeo.
平面図。ほぼ平屋ですが、地図画像と上下が逆ですので注意して下さい。(この図面は、
湖畔には建てたいけど、まだ具体的な敷地の見つかっていなかった時のもの、、、?)
断面図。
RC鉄筋コンクリート造のはずですが、屋根と床の構造が、同じ形式のジョイスト・スラブ
なんでしょうか、、、?レマン(Léman)湖に直接、ボートか小舟を出せるような『舟屋』
か『船溜り』を計画していたようですが、実現しなかったようです、、、。
"Villa le Lac" もしくは "Une Petite Maison" その2 につづく
追記 ラ・ショー=ド=フォン(La Chaux-de-Fonds)は、『石灰の地峡』もしくは
『石灰の地溝』『石灰の窪地』くらいの意味の地名でしょうか、、、?