朝起きた時は 夜にこんなに胸が詰まるような苦しい思いに苛まれるとは思いもしなかったです。
今日は敬老の日。
子ども達と双方のジーちゃんバーちゃんに 敬老の日の贈り物を選びにつれて行って
彼らに買える範囲の 値段こそ本当にお安いんだけど ジーちゃんに。ばーちゃんに。じーじのばーちゃんに(旦那方の母)って
一生懸命選んでました。
3時から帆〇がバイトだったので 海〇が代表で届けに行って 先におすぎのジジババに届けて
きっと湯呑は幾つもあるんだろうけど 今年はこれを使ってねと渡していました。
感謝感激のばーちゃん(大泣き)だったけど「じーじのばーちゃん家にも行かないかんけん」と早々に引き揚げ
旦那の実家に連れて行きました。
あんまり感情表現が豊かじゃない義理母ですが やっぱり喜んでくれて
庭のゴーヤを海〇に収穫してもらったり 最近のばーちゃんの話を聞いたりしていました。
お庭の手入れの事、中々雨が降らなかったこと、蚊が多くて庭仕事がしたくない事、施術後の頭の傷が膨れてる所があって
とても不安で こめかみの辺りも痛むし不安になるって話とか、色々聞きながら会話をしていました。
そんな術後のまだ体調がすぐれない中 旦那(おすぎの夫の人、つまり息子)がしょっちゅう来るから
「昨夜も来てご飯を食べてないって言うから 〇〇が弁当を買いに行って、今朝は遅めに深江に入りってそのまま帰るって
言ってたけど、ご飯も食べてないって8時ごろ来るから どうなってるんだろうって思うし
まあ、家からの方が海に行きやすいからからなのかしらとかって思うけど・・・・。
この頃 テレビも面白いのが無いから・・・・ああ、そういえば〇〇がテレビが無いって言ってたけど
早くローンを返して お金を楽にしないといけないと思うんだけど・・・・」
次から次に話が止まらなく 急に話も変わったりするし でもそれでも 何とか答えられる事には応えて
「ああ・・・そうだったの、あの子は何にも言わないから・・・」と納得したんだか してないんだか、
本人が居ないとそれは信用できないみたいで、どんどん嫌な予感がしていました。
途中、義理母がゴーヤのピクルスの話をしてくれて
「昨日〇〇に食べさせたら 美味しいって言ってたわよ」と言うので
私も一口食べてみたいですと言って食べさせてもらいました。
「まったく 海にばっかり行って うちにばかり泊まりに来て この前もXXと(旦那の弟)と夫婦仲上手く行ってないんじゃない?って
話してたんだけどいったいどうなってるの?」とズバリと来たわけです。
「夫婦仲って・・・・(笑う)」おすぎとしては もう苦笑いするしかないですよ。
そんな話、直接息子にすればいいじゃないですか?
私がズバリ言えますか?病み上がりの義理母に。
「だいたい そもそも 離婚の原因になったお金の事、あなたから詳しく聞いてないのよ、私は」と
義理母の声が震えだしました。
今までも何度か こんな風に母が急になるのをおすぎは経験していたので
向こうが感情的になったからと言ってこっちも感情的になると 女同士、しかも嫁姑 修羅場と化すのは目に見えてる。
せめて張本人の旦那でも居ればいいけど ここにいたのは 可哀想に海〇だけ。
海〇の前で 夫婦仲の悪い原因とか離婚調停の詳しい経過や中身とか そんな事言えないやろ~って
思ったけど 母はどんどん 感情的になって行く。
何でこんな話になったんだろう・・・・って 逆におすぎは覚めていく。
冷めるんじゃなくて 覚めるんだ。何度も同じような事を体験して 初めてどう対処すれは良いのかに
覚醒したみたいな感覚。
どうしても 過去の事だけど 母は自分が納得できてない事を はっきりさせたいみたいだ。
きっかけが無いと聞けない、聞かない人だが きっかけさえあればとらえて離さない部分もある。
話し方も どんな時でもどちらかと言うと 上から目線の話が多い。
そんな人に どんな話し方で話せばいいのか 考えながら聞く。
ひたすらに聞いた。誤解してる事。違う解釈な事。話が違う事もいちいち言い返さず
とにかく話し終わるまで聞いた。
そして 「離婚をやめたって事になった後でも 貴女は頭を下げにも来なかった」と言われて話は終わった。
おすぎは旦那と離婚を決めて調停になったと決まった時 自分の両親に初めて報告して
親に世話にはならないから 心配しないでいいからと こんな結果を選んだ事だけ謝罪して
調停中の5か月間、福岡大地震もあったりしたけど1度も連絡を取らなかった。
大の大人が離婚を決めて 親を巻き込むのは可笑しいと思っていたから。
でも 義理母は
「〇〇は調停中は家に来て家から調停に行ったり 殆ど家に来てたから」と
どっぷり親を巻き込んでいたようだ。
おすぎは弁護士協会に相談して お金が無い人でも弁護をしてもらえる審査を受けて
今年の初めまでその弁護士料を返していたような制度で弁護士さんに付いてもらっていたけど
旦那はお母さんの知り合いの弁護士さんをお母さんに手配してもらってその弁護料もお母さんが払ったらしい。
まだ返してないんだろう。そんな事も言ってたな・・・・・。
「頭を下げに来るべきでしょう・・・」と何度か言われ、
義理母も巻き込んで苦しめた事には変わりわないと思ったので
心から本当にそれは悪かったと今は思えたので 思わず母に座って床に頭をつけて謝った。
謝って許してもらえる事じゃないかもしれないけど、こんなに年老いた義理母を
私たち夫婦は悩ませ続けて来たんだ…と思ったら 土下座している自分がいた。
ただただ、情けない自分が申し訳なかった。
すると 母は
「まあ、私が息子を甘やかしたのが悪かったんだろうけど・・・・。
でも どうしても〇〇とやっていけないなら 別れた方がいいと思うのよ。」と土下座している私に言うのだ。
つまりは 今でも母は私に息子さんと離婚して欲しいと思ってるんだろうな・・・と思ったんだ。
もともと 「あなたみたいな生まれの人なんかが 息子の嫁になる方がおかしいのよ」と
何度となく言われてきたおすぎ。
おすぎみたいな生まれな人ってのがどんな人なのか 深く考えたって良くわかんないけど
貧乏人とそうじゃない家柄の人の事を言ってるのかな・・・とか 差別だな・・・と思うけど
そんなおすぎと結婚したいと駄々をこねたのは誰でもない 義理母の息子だった。
おすぎは 息子が2人居る。
きっと どんなに素敵で綺麗で気立てが良い娘さんが来ても 息子可愛さに嫉妬をするんだろうと思う。
だけど どうだろう・・・・。
息子がこんだけ私の事を思ってくれてるのよ。とかの自慢を嫁にするかな・・とか母の話を聞きながら思う。
「〇〇は何も言わないのにコーヒーを入れてくれる思いやりのある子なのよ」とか
「木々が好きだから 手入れも丁寧にしてくれるし 口下手だけど優しいのよ」とか
おすぎに言うのだ。
47歳の息子自慢を嫁にしている姑は 息子大好きな「母」なんだ。
嫁に任せることが出来ない「母」なのだ。
だから 海に行って事故にあいやしないかと心配で心配で・・・とかって普通に言うんだ。
おすぎは いい年していちいち親が心配する様な事まで話すのやめなよ。ってたまに旦那に言う。
腐っても世帯主で子どももいる中年の家庭持ちが ふらふら地に足をつけず
あっちこっちに出没して心配かけて平気でいる。
「自分しか見えてない旦那」と「今でも自分の子」と思ってる子離れできない母。
おすぎには嫉妬すらわかない。
複雑な変な気持ち悪いものしか感じない。
それでも 母に心配をかけているその旦那の操縦を出来てないダメ嫁だと遠まわしに言われるおすぎは
謝るだけだ。
なんで謝るのか?
どんなに言い返したい部分があっても すべてが旦那が悪いわけじゃない、自分の方がもっと
未熟だったから こんなにも長く義理母を悩ませてきたんだと思ったから。
実家の母に対してもそうだ。
言いたい事、文句も沢山ある。
だけど親に迷惑かけてきたおすぎには 今は母が元気で生きてくれることだけが ありがたい事なので
多少の嫌味や小言を言われても 怒りはしない。
素直に「ごめんなさい」がこの年になって言える。
義理母にも 調停騒動から5年を過ぎた今だから 素直に心から謝りたいと思ったから謝ったんだと思う。
もちろん 何で私が!って思う事だってある。でもそれは旦那にぶつける事。
母には、大病をした後、それでも悩み続けてるなんて そんな心配を取り除きたかった。
私と義理母は 似ている部分が多いと思う。
母はとんでもないと思うだろうが 話を聞いているとそんな部分が少なからずあると気が付く。
白黒つかないのが嫌な性分みたいだ。
そこは似ている。
でも おすぎは「聞く」術を持ってるけど
母は「聞く」=プライドが邪魔をしているみたいだ。
分からない事をわからないから分かるように教えてと聞けばいいのに
言わないから聞けないという。
それは聞こうとしないからだと思う。
だから 色々 あったけど最後に帰る時 おすぎは義理母にこう言った。
「お母さん、これからは何でも不審に思ったり聞きたいことがあったら遠慮なく聞いてください。
そんじゃなきゃ、体に当てますから。」って。
言いたい事、聞きたいことを貯めこんでると碌なことはない。
おすぎが今日は冷静だったから 最後は笑って母も送ってくれたけど
おすぎは車に乗った途端、何の涙がわかんない 孤独で哀しい涙が出て止まんなかった。
雨は降ってるし、目からは水が駄々漏れだし、運転しながら危なかった。
哀しい、寂しい、疲れて、虚無だ。
でも 海〇が 車の後ろから急に
「携帯かして!パパに電話するっ!ムカつく!」と決して怒った事など見た事ない海〇がムカつくと言って
旦那に電話してた。
『パパ?今ですね、ばーちゃんちに敬老の日のお祝いを持って行ったんですよ。
そこでお母さんが何をしたと思いますか?土下座ですよ、土下座っ!今度来た時お母さんに謝ってください!
土下座しなさいっ』とこんな感じの言い方で言って電話を切っていた。
海〇まで巻き込んでしまった。
ごめんね、海〇。
お母さんが悪いんだよ。でもお母さんだけが悪いんじゃない。
パパがどんなに私だけを責めたとしても 私は私だけが悪いんじゃないと
どんだけ悪い事をしたじゃんかと並べ立てられたとしても どうもない。
家を勝手に立て、そこに住まず、妻と子供を現実的に捨てて一人の生活を選んだ旦那は
悪く無ないのか?
責任はないのか?
目には見えない残酷な事を12年も続けてるのは旦那じゃないのか?
正直、離婚とか何だとかの次元を超える程 悔しくてみじめなおすぎは 生きているのが辛すぎる事が多すぎる。
心臓が止まってくれたらどんなに楽になるだろうと
体の痛み。心の痛み。孤独の痛み。沢山の痛みがある。
だけど
安らぎもある。
子どもももちろんだけど おすぎを理解してくれる支えになる人達もいる。
堅ちゃんがいる。堅ちゃんを通して知り合って そしておすぎを助けてくれる人もいる。
ありがたい、本当にありがたい。
自分一人が不幸だと思えば 耐えきれない事があっても
自分を理解してくれる人もいると思えば、義理母の悩みの1部分でも減ったり気が済んだりするなら
土下座でもなんでもしてもいい。
きっと叶わないのかもしれないけど
おすぎはいつか義理母と暮らしたい、暮らしてみたいとも思う。
自分の母より義理母と暮らしてみたら、色々な趣味を持ちキャリアウーマンだったインテリの母から
女らしい事を教わってみたい。
だけど それは 無理な話だと解ってるから せめておすぎの事で悩むのはやめてほしい。
悩みは自分が探せば何でもが悩みの原因になる。
だから 結果オーライと考えた方が気が楽だ。
土下座して母の結果が 少しでもオーライなら 今日はそれでよい。
ただし、旦那は別。
あいつは~ もうXXXXXX!だっ!(好きな言葉を入れてください^^)
長々 分かりにくい事を書いてごめんなさい。
最後に笑えない話を一つ・・・。
義理母に「何にお金を使ったの?」と聞かれ、
色々 むしゃくしゃして無茶した中の一つに
「死んでしまいたいって何度も思って、その度にどうせ死ぬなら私だって好きな事してから死んでやるって思って
沖縄とか三重とか名古屋とか行ってコンサート(堅ちゃんとは流石に言えなかったが)見て、エステしたり飛行機に乗ったり
新幹線にも乗ったり、そんな事もしたりしました。」って言ったら 義理母は黙ってました。
罵倒されると思ったけど・・・・・。(苦笑)
とにかく 今日は(あっ、日付変わってる)とてもとっても疲れました。
でも 吐き出したかった。
吐き出して 朝が来たら いつものおすぎに戻ります。
戻れるように頑張ります。
弁当作らなきゃいけないから 死にません。
もう寝ます。疲れたから・・・・。