秋は行事ごとが多すぎて本当に忙しいですね・・・。
今までは それが億劫だとか 面倒くさいとか あまり何とも思ってなかった。
そんなもんだと思ってたんだけど
ここ数年前から 行事が多いとか また連休が来る、週末が来るとかそんな当たり前の事が
鬱陶しく感じるようになった。
「仕方ないじゃん」って思えなくて 仕方ない事に拘る。
子どもの行事は無視できない。
行きたい人だけが行けばいいみたいな行事ごとは全部不参加に出来ても
子どもの用事は それがそうはいかない事もある。
授業参観や懇談会などは もう無理なときは全然行かないんだけど
運動会とかそんなのは 無視どころか 負担がデカい。
小学生の頃は3人が一緒に小学生だったりで 行事が1回で済んだこともあったけど
今はそれぞれが違うので それぞれにイベントがある。
人ごみ・雑踏・騒音・直射日光…野外は特に嫌いだ。
そう言えば 昔っから私は地下街を歩くのが苦手で 前から来る人をよけられなくて
端っこ端っこを歩いても それでも前から次から次に人が来る 狭いくらい地下街が苦手で仕方がなかった。
息苦しくなって動悸がして過呼吸になって倒れ込んだこともしょっちゅうあった。
あれが今でいう「パニック障害」だったんだろうと 2数年前の若いころからそんな物を抱えていたんだろう。
ブログ仲間のusakoちゃんが 「きっちりおすぎ」を緩めるといいよとアドバイスくれた。
おすぎはきっちりしてる様に こんなブログからも読み取れる人もいるんだと驚いた。
実は おすぎはきっちりはしていないんだけど きっちり⇒ちゃんときちんとしてしまう体質性質?なんだ。
本当はそうじゃない、だらしない人間なんだけど
子どもの頃から 小さなだらしなさを母に とってもだらしない女!みたいに怒られ言われてきた。
「びったりになるよ!あの姉ちゃん綺麗ね、でもちんちん臭いよってのと同じなんだよっ」と
母の私を叱る時に付いてくる決まり文句だった。
「びったり」とは博多弁で「とってもふしだらでだらしない女」と言う意味らしい。母に聞いた事がある。
ふしだらでだらしない女と 幼いころから言われる子どもって 客観的に見ても気の毒だ。
何をしたらそんな風に言われたっけ・・・。
たとえば 靴下を裏返したまま洗濯かごに入れていた。
たとえば 机の上を綺麗に整えていなかった。
たとえば ピアノに手の後が付いていた。
たとえば 顔を洗った後に水しぶきが飛んだままだった。櫛に髪の毛がついたままだった。
靴をそろえてなかった。靴が裏返ってた。 茶碗にご飯粒がついたままご馳走様をした。など等
とにかく 褒められた記憶はないのに 叱られた記憶は写真の様に残っている。
今の私の鬱が母のせいだとは 思ってない。 母の口うるさは今に始まった事じゃ~ないから。
ただ爪紙だけは幼児期から今でも治まらない・・・。
母の愛には飢えてたけど 今は結婚して子供がいてそこで愛情をもらえる環境にいるのに
そこからも 愛に植え続けてきたからか? どうしてこうなったのか何か わかんない。
おすぎはバツ1だ。
その最初の結婚も 順風満帆に始まらなかったし 最後はドロドロ泥沼地獄で終わった。
結婚直前に前の旦那の借金がわかり 結婚なんかできる状態じゃないってわかって
結婚を辞めたいと行った時 旦那からも 親からも「とりあえずしてくれ」と言われた時には
もう放心状態になった。
親戚一同に招待状も出して お祝いも頂いてるのに 今更辞められるわけがないと言うのが親の意見。
元旦那は自分の親にはこんな自分を知られたくない、直ぐにトラックにでも仕事は移るから
辞めるのだけは我慢して欲しい・・・と当時 某有名ホテルのコックだった旦那は
体裁を取り繕う事に 土下座までした。
そんな姿を見ても 私の親は「結婚してる場合じゃないでしょう」とは言わずに
「こげん言いよるっちゃけん、よかろが、何とかなる。何とかするくさ」と元旦那と共に私に
一緒になって辞めるなと言う。
そこで逆らえなかった、逆らわなかった自分が1番悪い。
どう嫌だと言っても無理なんだ・・・と聞く耳を持たない周りに誰一人味方が居ない中で
流されるまま結婚式を挙げた。
結婚式ではお色直しで長い長いコック帽にコック服を着て入場する元旦那の横で
自分は何を思ってたのかさえも何にも覚えてない。
ちゃんと親の言うとおりにしなくちゃ、恥かかせる。
私は子どもの頃から 「可愛げがない」「人見知り」「目つきが悪い」「私に似てない」「お父さんにそっくり」と
母に人前でも言われ続けてきた。
確かに 妹は母にそっくりだけど 私は可哀想に日本猿そっくりな父にそっくりな顔の子どもだった。
母に褒めてもらいたかった。母にハグハグして欲しかった。抱きしめて欲しい時もあった。
何気ない話をしたい時もあった。
でもご飯の時も「美味しい以外は言ったらいかんよ」と 夫婦喧嘩に何から発展するか分からないくらい
いつも口喧嘩してた父と母だったから 母は家族で食べていながら 美味しいね~以外を言うなと
口癖。学校での話題も テレビの話も全部だめ。ダメ。ダメダメダメ。
1に我慢2に我慢3~4が無くて5に我慢・・・・。我慢こそ美学だみたいな???
そんな子供時代を過ごしたせいか 大人になっても 今度は自分で自分を縛り始めた。
でもたまには解けてだらしなさが出る。
たまたま そんな滅多にない瞬間を 今の旦那に見られたこともある。
それが私の全てだと 綺麗にしてる私の努力は見えてなくて 本当はだらしない女だと
旦那の眼が私を軽蔑してる。
泥沼離婚の原因の借金地獄の全ての原因が私だと勝手に思ってる。
あの 思い出したくもない あの 離婚までの2年を ほんの少し垣間見ただけで
私自身が金にも生活にもすべてにだらしない女、びったりだと思ってる。
なのに 結婚したのが 私には理解できない。
やめときゃ~いいのに。こっちは頼んでもいないのに・・・・。
子どもがお腹に出来て どうしよう・・・と悩んでいたら 再婚(旦那は初婚)って事になった。
また流された私。
1番悪いのは 私。
学習能力が無い。
「俺がいないとお前は駄目になるけん、俺がお前を幸せにしてやる」って言われた気がした。
そうか・・・。私は一人ではダメになる人間なんだ・・・・って。
誰も何も教えてくれない。
こうしなさい、ああしなさい、こうしとけば間違いない。こうしないから間違えるんだって
強い人に逆らっちゃいけない、そんな風に受け止める人間になってた私は流される。
そして 元旦那との間で流れてしまった赤ちゃんの事を思うと
産んでいいと言われた 流れていないお腹の赤ちゃんを自分の意志でおろす勇気がなかった。
子どもだけは産みたいと思った。
その時 家具を作る仕事をしていたので 一人でも育てて行けると思ったし社長も賛成してくれてたのに
「お前が一人で育てて行けるわけがない」と旦那は強気だった。
そんな強気で私を妻にしたくせに 結婚したとたんに 人として私を無視していた旦那。
そんな人だったと見抜けなかった私。
今も無視され続けている。
自分に酔い続けている旦那。
鬱がいつから始まったのかなんか 本当はわからない。
生きているのが疲れたのだけは わかる。