川柳・ブラック二人会。
”俺節HITS”のDJ、Tatsunoは、「川柳師匠の噺を聴くのだから、出来上がっていかないと」という念の入りようで、白昼ヨイヨイでやってきた。私は川柳師にサインを頂くべく持参しようとしていた川柳師の著書「天下御免の極楽語」を忘れてしまった。
ブラック師匠が「あーッ!」という噺を一席やったあと、大ガーコンが実現。立ち上がった川柳師匠のノドが奏でる伸びやかな、長らかな、張りのある高音の響きと、両手の軽やかなスナッピングに合わせ動く膝の柔らかさの妙に涙が出た。
中入りになり、会場が飲み屋であるから酒を頼むと「川柳師匠が高座で飲みたがるから今はやめてくれ」と言われたが、丁度楽屋から姿をあらわした川柳師匠が「水割りちょうだい。そう、焼酎」と頼んだおかげで、こちらも瓶ビール解禁となった。もっとも中入り後に出演した狂志先生、ジャズ息子~演歌息子の最中にビールを飲んでる暇なんかなかった。夢中である。
高座で予告した通り、川柳師匠は打ち上げでラ・マラゲーニャを披露。予告にも関わらず、聴かずに帰ってしまった人達は長野で快挙と言える二人会の、半分も聴いたことにならないと言っておこう!参ったか!わっはっは。
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