今年も快楽亭ブラック師匠の高座を長野で聴けるという、最高の贅沢。
共演の「げんきいいぞう」さんについては少し予習をした際、本番がかなり不安になった。
腹巻きを伸ばし、バスタオル一丁を纏ったような「エコルック」にウクレレを抱え登場したいいぞうさん、一発目は陽気な歌で始まり、「ハッピーハッピー」と歌に合わせ客も手拍子をするうちに、トッピな格好のいいぞうさんに目も慣れてきたようであった。
しかし歌の内容がエスカレートするに従い、困り果て堪らず寝たふりをする女性客と、その反対に腹を抱え笑い通す男共といったように、男女で反応の違いが激しくなっていった。初見の女性客には「お気の毒さまでした」としか言いようがない。本当にクレイジーな「なり」と歌、踊りであった。「あれは芸なのか」と言われても答えられない。ただ、私は頭のおかしいふりをしていいぞうさんと共に外に繰り出し、練り歩きたいという欲望が高まった。
流石、ブラック師匠、連れてくる人が違う!と思いながらも、見ていてかなりの体力を消耗した。
ブラック師匠もなんと3席も演じてくれたので大満足。なんであんなに面白いのか、いつも感心してしまう。DVDを4本、CD1本を購入し、お祝いの気持ちに代えさせていただきました。
充実の3時間、打ち上げに出席できなかったのが残念至極である。企画・実行していただいた皆様にはひたすら感謝であります。来年もぜひ!
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