上毛カルタ その18

上毛カルタ、今日はめです。
銘仙織り出す伊勢崎市・・・伊勢崎市は群馬県南部、関東平野の北西に位置し、前橋、高崎、桐生、太田といった群馬県の主要都市に囲まれ、その中央部に位置します。
この地は火山灰地で水はけがよく、桑の成長に適していたため古くから養蚕が盛んで、江戸時代には太織（ふとり）の産地として知られ、明治以降は「伊勢崎銘仙」で全国的に有名になり織物のまちとして発展してきました。養蚕業の衰退とともに近年は商工業が盛んな産業地域に変貌してきています。
伊勢崎銘仙＝伊勢崎絣（かすり）は本来、手紡ぎによる糸を染め、手織りにかける製法で織られた平織物の総称で、長い間「太織（ふとり）」の名で呼ばれていました。銘仙の語源は緻密な織物であることからくる目專、目千に由来します。絣とは所々かすったように模様を織り出した織物または染模様のことです。（広辞苑）
近年、伊勢崎銘仙は華やかなアンティーク調の大胆な柄、色彩の豊かさ、などが若者に受け入れられ人気復活し、レトロモダンが好評です。写真は伊勢崎織物協同組合様で撮らせていただきました。