ベンゼンのある側面(労働衛生)について、法律では、「特定化学物質障害予防規則」(特化則)において、「特定第2類物質」に指定されています。
ベンゼンを代表とする環状不飽和有機化学物は、現在も多くの製品等に使用されています。
その中で、有機溶剤でも規制されている「エチルベンゼン」は、「動物実験において発がん性、生殖毒性が示され、特化則において、第2類物質(特別管理物質)として指定されています。今後、医学亭見地、化学的見地で、その性質が人体に対して悪影響を及ぼすメカニズムが解明されれば、規制強化が図られると思いますが、現在は、ここまでです。
アスベストだって、多くの犠牲の上で、規制が図られることになりました。
「エチルベンゼン」の場合、6ケ月以内に健康診断の義務を課したり、その結果を何年保管しなさい、と法律で定められ、「労働者の安全確保」に努めているわけです。
今回、豊洲の測定結果で、ベンゼンが何倍、とか新聞、ニュースで公表されましたが、以前、小生がこのブログに記しましたが、重金属と違い、有機溶剤、化学物質は、土壌浄化において、本当に、厄介な物質なのです。ですから、長期化する、いや、なぜ、ここに移転するのか?????????
これから、どうするのでしょうか?
小生、活きの良い海産物の購入に際して、どこの市場か?確認することにします。
新鮮な魚が、豊洲で、害され、そんなものを口にするつもりはありません。
何故ならば、「あえて、分かっているものを口にする気はありません」。
どこで捕獲して、どこのルートを流通して、手元に届くか?知らなければ知らないなりに幸せかもしれません。でも、分かってしまった以上、口にはできませんよね?
ベンゼンが魚に何らかの方法で、吸収されることはありませんが、これまで「嘘」をとおしてきたお役人様に対しての信頼が無いからであって、たたけば埃が出てくのではないか?何か不都合なことを隠しているのではないか?ということが、最大の問題点です。
嘘つきは泥棒の始まり、税金泥棒?
どうなるのでしょうか?
豊洲は?2020年東京五輪は?
「まともな反対意見に対して、結局、耳もかさなかったのですから、自業自得」です。
土壌汚染関係の資格も挑戦しようかな?
(土壌汚染に関する技術的手法、見解には個人差があります。)