Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

サーカスに行ってきた

2013-05-03 03:08:36 | お出かけ
有名なボリショイサーカスを見てきました。大学のすぐそばにあるのです。

休憩を入れて約3時間の公演でしたが、飽きさせず、とてもおもしろかったです。想像以上だったと言っていい。

詳しい中身を書こうかとも思いましたが、サーカスの感想って難しいですね。ストーリーがあるわけではないから粗筋は書けないし、これこれの演目が凄かったと言ってもその凄さはたぶん伝わらないし。だから、簡単に自分にとってのエッセンスだけをぱぱぱっと書いてしまおう。

サーカス団員の人たちでも、ときどき失敗する演目があります。そうすると、彼らは指を一本立てて、もう一度と要求するのです。そしてまた挑戦するのです。例えば、次々と飛んでくるお皿(?)を片手で受け止めてもう片方の手の上に重ねてゆく、という演技(?)では、何度か失敗していました。一秒間に3枚くらい飛んでくるので、ありえないくらいの速さで受け止めて重ねて、という行為を続けなければいけないため、これを完璧にやり遂げることは可能なのだろうか、と疑い出した頃、ついに成功。客席は大喝采。失敗の後の成功というのは、より盛り上がるのです。たぶん、失敗はつきものなのでしょうが、失敗を失敗にさせない知恵が感じられました。失敗を大成功への跳躍台にしている。

それは、クライマックスでの馬乗りの演目でも見られました。舞台上をぐるぐる走り続ける馬の上で宙返りして再び馬の背に立つ、というこの大技、やはり最初は失敗して、地面に着地。そこで演技者は指を一本突き上げて、もう一回挑戦。そうしたら今度は成功して、やっぱり客席は大喝采となるわけです。

わざと失敗しているわけではないと思うので、やはりこれは失敗を仮定した演目構成なのでしょう。そういうところが非常に印象に残りました。

あと、ヤギやサルやカバが出てきましたが、動物の演技を見ても、個人的にはどうもあんまりおもしろくない・・・。動物がこんなに調教されてますよってのを見ても、楽しめないんですよね。ただ、動物の演技と人間の演技とは交互に行われていたので、つまり半分くらいは楽しめてなかったということなのかな・・・いやでもサーカスは全体的にすごい楽しめた気がするんだけど。

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さて、昨日と今日は寮の食堂がお休みだったので、昨日はカップ麺、今日は近くの日本食レストランでマグロ・ユッケ的なものを(二日連続で夕食カップ麺は嫌だった)。明日は通常営業みたいなので、いつも通りの寮の食事。それにしてもこの日本食レストラン、飲料代が高いんですよねえ。どんなに安くても500円くらい取られるので、そこを何とかしてもらえないかなあ(水のサービスなんてないから)。