2012年5月21日 金環日食
以前から話題になっていますが、いよいよ、来週金環日食がありますね。
沖縄は残念ながら金環日食の範囲からは外れています。
(そうでなくても梅雨真っ盛りなので見れるかどうかは怪しい)
まあ、私は金環日食って経験しているし、いいとしましょう。(←負け惜しみ)
ということで、その当時の思い出などを…。
沖縄で3分30秒の金環食 リングくっきり - 琉球新報
秋分の日の23日昼前、沖縄で世紀の天体ショー金環日食が観測された。
1987年9月23日ってことは…約25年前?そんな前なんですね。
そういう感じがしないのは、やっぱり印象が強烈だからなのかもしれないです。
季節は覚えてなかったのですが、休日だったということは覚えています。
「そういえば今日は金環日食だったっけ?」
という感じで、家の庭に出て太陽を眺めてました。
事前に何の準備もしていなかった私は、
「なにか使えるものはないか?」と家中を探して…
レコード(アナログ盤)を遮光グラス替わりに使いました。
(今調べたら「使わないように」と言われているらしいですが…)
今調べたら日食の時間が10時前から昼過ぎまでだったそうで
確かにおもいっきり上を見て太陽を観察してた記憶はあります。
そうして、かけていく太陽を見つつ、ふと目を前に向けると、
不思議な光景が広がっていました。
その日は幸運にも天気が良く、まだ夏の余韻が残る強い日差しで、
庭に出た時点では、その強い日差しを受けて
輪郭がはっきりした影が木や建物から地面に投げられていました。
それが、太陽がかけていくにつれ
だんだん日差しが薄くなって、
色合いと輪郭が変わらないまま色が淡くなり、
真上から光が当たっているのに影の色が薄い
曇り空とも夕焼けとも違う、不思議な風景になっていました。
金環日食の太陽自体よりも、その時の風景の方が強烈に印象に残っています。
なので、
時事ドットコム:「金環日食は暗くない」=モルディブでの画像公開-天文協議会
なんて記事が上がっていますが、
それって、私の実感とはズレがあるんですよね…。
そりゃあ明かりが必要なほど暗くなるわけではなく、
空も青いままだったのですが
リンク先の画像のような「太陽サンサン」という感じでは決してなかったです。
日食の時は、太陽自体だけではなく、
その時の風景を心に留めておいてほしいと個人的には思います。
ああ。でも今回は日食の時間が朝方に当たるから、
そのあたりはまた違う感じになりそうですね。
そう考えると、
少しでも東側で見るのがおすすめかな…と私は思うのです。
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