気がついたら「ペカップー」を見かけることがほとんどなくなりました。
ペカップーって言ってもわかる人のほうが少ないかと思います。
乗用車とトラックの間のような…乗用車の運転席より後ろが
そのまま荷台になっている車のことです。
正確にはピックアップトラックというらしいですが、
私の小さな頃、私の周りでは「ペカップー」と言ってました。(*1 )
「アイスワーラー」みたいに、アメリカ人が言っているのをそのまま音で覚えてできたのかもしれないですね。
ペカップーを持っているのは大体畑を持ってるおじさんやおじいさん。
荷台にクワなどの農具を載せて、
手伝いに行く子どもたちもついでに荷台に乗せて…というイメージでした。
それが、いつの間にか見なくなって、
じゃあ、当時ペカップーに乗っていた人は今何に乗っているか…
おそらく「軽トラック」ですね。
昔の軽自動車って今と比べると遥かにパワーが無く、
大量の荷物を運ぶは難しかったのが、
技術の進歩で十分に使える「軽トラック」が出てきた時点で、
農業の足としてはそっちのほうが優位になったんでしょう。
値段的にも小回り的にも。
最大の優位点である「荷台の低さ」も軽トラックは十分に満たしているわけで。
そんなこんなで現在はペカップーなんてほとんど見ることなく、
せいぜい若い人が趣味でアメ車のでかいのに乗ってるくらい。(*2)
それって私の中では「ペカップー」じゃないんですよね。(*3)
*1:沖縄全体じゃなくて私の住んでいた地方限定の言い方かもしれませんが。
*2:アメリカでは今もメジャーな車種っぽいですね。→ピックアップトラック - Wikipedia
*3:やっぱりDATSUNですよ。→Datsun 620 truck - 日産・ダットサントラック - Wikipedia
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