最初は「白馬は馬じゃないんかい!」という軽いツッコミ程度のつもりでした。
ラノベは小説なのか問題 - Togetter
軽いツッコミという感じでネタ感覚で投稿したら、Ken(kanimaster)さんから私の認識外のコメントが飛んできてびっくりしました。
私はそのあたり詳しいわけでもなく、私の中では単純に「小説≒物語」という認識だったんで、(Kenさんにとって)「小説じゃない物語」というのは何なのかな?
というのが知りたくてハーレクインとかそういうのを例に出して、真意(?)を確認したかっただけなんですよね…。
まあ、そのやり取り自体はそれなりに落ち着いた感じだからいいとして、それでも気になるところもあったりします。
コメントにしろはてブにしろ「何言ってるんだ?小説に決まってるだろうが?」という反応がほとんどなわけですが、そもそものきっかけであるわんこーる速報! : 何でラノベばっかアニメ化して小説はアニメ化しないの?では、「ラノベ」と「小説」を対比する存在として語られていて、そこに違和感を感じている人はいないっぽいんですよね。
その人の人達の中ではその二つは別物として扱われているということでしょうか?
kim-peaceのブックマーク - 2012年6月27日で書かれている通り、「『ラノベ以外の小説』という意味での『一般小説』を省略して『小説』と言っている」というだけならまあ納得はしないが理解はできなくもないという感じなのですが…。
元記事(スレ)でコメントしている人はKenさんとは逆に「ラノベ読み」の人だと思うしそのあたりどういう認識なんだろうなと…。
で、その話とは別にTwitter / kanimaster: 概ね納得したんで~挿絵抜き・テキスト単体でラノベが成立するのかどうかが疑問です。挿絵とセットで作品になっているなら、「小説」の枠をはみ出していることになりませんか? という観点もあって、それについては確かに…と思う部分はありました。
以前記事「とくにラノベ読みではないのですが」でも書いたように私個人の「ラノベ」の定義が「公式キャラ絵がある小説」 だったりするので…。
ただ、私自身の感覚的な部分も含めて考えてみたのですが、結局、挿絵やキャラ絵がラノベの必須条件だとはいえ(だとしても)、その構成要素や魅力のほとんどが「小説」が占めているし、それをもって「別ジャンル」とまで言い切るのはやっぱり言いすぎじゃないかと私なりの結論になりました。
最後に、本題とは少しずれますが、そのやり取りの中で初めて聴いたのが「ジャンル小説」という言葉。
SFとか推理小説とか、「これしか読まない」という人の割合が高いジャンルはそういうんですね。
…と思って検索したらそういうニュアンスではなくて、単純に「ジャンル名がついている小説」って感じみたいですね。なんかいろいろ難しいな…。
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>挿絵抜き・テキスト単体でラノベが成立するのかどうか
紙芝居の一種と捉えるのもアリかも知れませんね。
でわわ
挿絵はあくまでも挿絵で、
挿絵が状況説明の手助けを担っているというのは殆ど無いんですよね。
どちらかと言うと、人物の見た目を固定する役割というか…。
>人物の見た目を固定する役割
つまり、こういうキャラですよ。こういう娘がこんな事言ったりしたりすると萌えるでしょ?みたいな事でしょ?
だから状況説明の手助けでは無くても作品のポイントの手助けであるという事で挿絵以上に重そうなので紙芝居の一種と思ったわけですよ~
ではでは。
> こういうキャラですよ。こういう娘がこんな事言ったりしたりすると萌えるでしょ?みたいな事でしょ?
あはは…私の認識と完全に一致します。それって。
ラノベというわれるタイプの小説の方がアニメになりやすいのは、単にキャラのデザインが明快でアニメ化しやすいからってだけだと思ってました。
それにアニメを見る層の人間が原作を知っている可能性が高いっていうのもあると思う。
いや。多分(私を含めた)ごく一部のひとだと思いますよ。さすがに。
というか私にとってもここでの「問題」は「QUESTION」という意味合いが大きいですし。
> アニメになりやすいのは
ですね。キャラデザイン済みというのは大きいとおもいます。おっしゃるとおりファン層も近いでしょうし。