気が向いたままに

木工〜樹脂加工、金属などなど・・・なんでも自作します。

ウォーレンのギター制作記(その2)

2021-01-19 | ギター

オーナー様から部品が届きました。
いよいよ制作も本格的に始まります。

 

 

今回ドナーとなるギターです。
80年代ではたくさんあったタイプですが現在ではむしろ希少ですね〜
メーカーはフェルナンデス。
しっかりとしたギターです。

まずは、塗装をはくりしないと始まらないので、
ギターをバラしました。

外した部品は大事にとっておきます。

 

電気部品の配線も後で迷わないように画像をとっておきます。

塗装はくりを始めていきますよ〜
アイロンで加熱して慎重にスクレイパーではがしていきます。

 

狙うのはサンディングシーラー層と塗膜の間。


どうしてもサンディングシーラー層に傷がつきますが
後で追加でサンディングシーラーを塗るので問題なしです。

画像の後、どんどん作業を進めて、

2日かかってほとんど剥離は終わりました。
それほど難しい作業ではないのですが、難点は・・・・
アイロンが使えない箇所では、スクレイパーでめくった塗装面の破片が
ほとんど100%の確率で顔面に向かって飛んでくるってことぐらいです。ww


今日は会社から帰ったら残りのはくりと下ごしらえをしようと思います。


つづく

 


ウォーレンのギター制作記(その1)

2020-12-24 | ギター

急に始まりましたが

他所のサイトにメッセージをいただきまして、

僕が何年か前に作った(塗装した)ギターをご覧になって、制作を依頼していただきました!

こういうのは素直にうれしくて、その分がんばっちゃいます!

 

まずは、

どういうギターかと言いますと、80年代にハードロックブームの大きな波がありまして

僕はそこにドップリと浸かっておりました。

特に「LAメタル」と呼ばれたシンプルなハードロックがすごく好きでした。

 

↑「RATT」というバンドです!もうめっちゃ好きでした〜

でこの右の人「ウォーレン・デ・マルティーニ」が持ってるギターを

コピーしようと思います。(今回のご依頼)

実はもう1本あるのですが、そちらはまたそちほど・・・・

 

このギターは「USAシャーベル」ってメーカーのギターなんですが

 

↑こういうレプリカも発売してるみたいです。

この画像が結構大きくて本物に近いのでそれをもとに作図していこうと思います。

 

↑こちらは本物!

ブリッジやペグなどの金属パーツがクロームなんですね〜

こちらは最近の写真みたいです。

フロントにピックアップを追加してますね〜

 

 

いつものようにイラストレーターに画像を配置して、ペンでトレースしました。(青い線)

また、「Charvel」のロゴは2種類あって、右側は日本のシャーベル製だそうです。

当然、左側を使います。

また、このロゴも大きさが2種類あるらしく大きいロゴは昔のシャーベルで

小さいロゴを使ったのが最近のシャーベルらしいです(ヴィヴィアンキャンベルのギターは小さいロゴです)

 

と、まずは準備を始めました。

ザックさん、図柄など、こういう感じでどうでしょうか?