気が向いたままに

木工〜樹脂加工、金属などなど・・・なんでも自作します。

ウォーレンのギター制作記(その4)

2021-01-24 | ギター

ボディの下ごしらえはもうちょっと続きます。

昨日はオーナー様からペグが届きました。

世界のゴトー製であります。

信頼度バツグンの贅沢パーツですね〜

オーナー様の本気が伝わってきます。僕も負けてはいられません!

 

まずは、前回の続きから。

ボリュームの位置を変更しました。穴は9ミリ。

木がチップしないように表と裏から開けました。

うまく開けれてほっとしました。

 

ボリュームポッドを仮に付けました。問題なしです。

ピックアップが付くエスカッションを仮に置いて、元のネジ穴を確認中です。

左下があっていませんね〜

このエスカッションの位置はなにげに重要です。

この部品にピックアッップが付くので、6本の弦とピッタリ合う必要があり、

ずれてしまうと各弦の出力にバラ付きが生じてしまいます。

 

ここは潔く、丸棒で埋めました。

同時にブリッジのスタッドアンカーも埋めました。

スタッドの方はこれよりも太い穴を開けるので、埋めた木は丸ごとなくなってしまうので

キレイに埋める必要はないワケです。

スタッドの穴とピックアップの穴はネックの位置が確定してから改めて寸法出しです。

 

トレモロハンガーのザグリ部分です。

ここにもネジの穴がありましたが同時に埋めました。

こういった母材にすでに穴があって、上からその穴めがけて穴を開ける・・・

という作業は僕の経験上、必ずずれてしまいます。

ここは急がば回れです。

一旦、穴のない状態にして、上からのっかる部品と同時に穴を開ける方が完璧に揃います。

 

ちょっと問題が発生しました。

ジャックプレートなのですが

ストラトの角アールにかかってしまって

 

両サイドが少し浮いてしまうのです・・・

 

ネジを付けるとネジの根本が見えてしまいそうです

 

フレンチの方は面取りアールが小さいので問題なさそうですが

こっちはちょっとどうかな〜って思ってます。

楕円形にするかもうちょっと細いタイプにするか・・・悩ましいところです。

ザックさん、どうしましょうか??

 

 

つづく